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クラウドファンディングの継続について
- 朝日焼423展への多数のご支援誠にありがとうございます。皆様のお力で、当初目標としておりました300万円という額を9日間という短期間で達成し、展覧会に向けて大きな弾みを頂きました。衷心より御礼申し上げますもとともに、展覧会の成功に向けて邁進して參ります。
ただ、まだまだ展覧会としては少ない予算の中で削らざるを得ないとしていた部分が多数ございます。
より充実した展示。
安全性への配慮を含めた人員配置。
展覧会の記録を含めた図録の作成。
展覧会の来場者に配布する興聖寺会場の案内マップの製作。
展覧会会期中に大書院の庭園を見ながら朝日焼の茶盌で一服いただける呈茶
これらの実現のために、引き続き、皆様に応援を賜りたく当初の期限 4/25までクラウドファンディングを継続致します。何卒、よろしくお願い申し上げます。
朝日焼十六世 松林豊斎
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸 -
小堀遠州の美意識受け継ぐ窯元
- 世界遺産として知られる名刹・平等院から、宇治川を隔てて朝日をのぞむ方角にある朝日山。その山麓に慶長年間(1600年頃)に開窯され、初代が大名茶人・小堀遠州より「朝日」の印を与えられ、美意識にかなう器をつくるようになったのが「朝日焼」のはじまりです。
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- 八世の時代には磁器の技術を導入した煎茶器も手がけるようになりました。2016年、当代が十六世豊斎を襲名し、初代の始めた茶の湯の「うつわ」と八世の完成させた煎茶文化の「うつわ」を中心に、今も変わらず宇治の地で作陶しています。
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職人の技と心を「うつわ」に
- 朝日焼は、初代から当代までひとつの家でつないできた窯元です。作陶だけに専念できず兼業を余儀なくされた時代もありましたが、職人の技と心を「うつわ」に託し、お茶の文化を脈々とつないできました。
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- しかし現在、お茶はペットボトルが主流になり、茶道文化も若い人たちから縁遠くなりつつあります。日常、当たり前にあったお茶の文化がゆるゆると衰退の道へと進んでいるようにも思うのです。取り返しのつかない状況になる前に、私たちが守ってきた「朝日焼」とそれを育んでくれた宇治、そしてお茶の文化そのものをしっかりと体感いただけるような展覧会を開催し、再び親しんでもらう機会にしたいと考えています。
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400年の歴史に出会う展覧会
- 展覧会では、初代から当代までの作品を一堂に並べることを決めました。宇治の土や薪など、自然の風土に恩恵を受け、作陶を続けてきた窯元が代々生み出した作品を一同に50点ほど展示いたします。その中には、現存している数が極端に少ない初代や二代、三代の作品も含まれます。初代の茶盌は朝日焼の貴重な財産として、これまで窯元の外に出すことはなく、大切に保管してまいりました。
多くの情報が流れる現代にあって、これまで先人たちが守ってきた宇治に息づくお茶の文化を、次世代まで途切れることなく繋ぐことができるだろうか。私たちは強い危機感を覚えます。この展示会をきっかけとして、朝日焼が紡いできた16代の朝日焼歴代作品を公開をすることで、多くの皆さんに本物を見ていただき、その魅力に触れてほしいと願っています。 -
VR映像で窯焚きの臨場感!
- 加えて、作品の背景にある朝日焼の歴史や制作への想いを知っていただきたいという願いから、朝日焼約400年の歴史を360度映像で制作しました。会場では映像を、VRヘッドセットで鑑賞していただけます。映像では陶作たちが紡いできた歴史はもちろん、作品制作の様子や、年数回の貴重な窯焚き・窯出しの様子もご覧いただけます。360度映像だからこそ見える朝日焼の姿を、過去から現在、そして未来へ、時間と空間を超えて体感してください。
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茶文化育む禅刹・興聖寺
- 会場となる興聖寺は、お茶を通して朝日焼との所縁の深い場所です。現在、失われた茶園「朝日園」復活の共同プロジェクトを進めています。
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- かつて、宇治には足利義満の命で開かれた7つの茶園「宇治七茗園」がありました。現在、奥の山園のみが残り、朝日園を含む他の6つの茶園は貴重な在来品種とともに消失したとされてきました。
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- しかしながら、寺内に残された茶の古木が調査の結果、在来品種であることがわかり、2021年夏より挿木による苗づくりを始め、同年秋に取った種を22年春に植え、実生(種子から発芽させて苗を育てること)にも挑戦しています。
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- 共同プロジェクトを通して、途絶えた文化の復興は並大抵のことではないと感じています。ましてや職人の技術や想いなどは、一度途絶えてしまえば二度と復興はできない。そんな危機感に迫られています。
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集まった資金の使い道
- 今回の目標金額は300万円です。集まった資金は、クラウドファンディングに関わる諸経費(手数料やリターンの原価・配送費など)を除いて、展覧会開催費用として、皆様に体験していただくVR映像の制作費や、コロナ対策のための設営費、展示施工のための費用として活用させていただきます。
VRコンテンツや展示会什器は本展示会だけでなく継続的に使用できる内容や仕様での制作を計画をしております。制作物は環境に配慮し、有効活用をしていきます。
目標を超えるご支援をいただけた場合、次世代へのお茶文化の発展のため継続的な企画への推進に充てさせていただきたいと思います。
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追記
朝日焼423展への多くのご支援、応援、誠にありがとうございます。9日目に目標金額を達成いたしました。
・展覧会の来場者に配布する興聖寺会場の案内マップの製作
・展覧会のアーカイブ図録の製作
・展覧会会期中に大書院の庭園を見ながら朝日焼の茶盌で一服出来る呈茶
こうして早々に目標達成となりましたので、引き続きクラウドファンディングを継続させていただき、上記の内容を展示計画としてアップデートして開催したいと思っております。より一層、皆様の心に残り、後世へ繋いでいける展覧会を作っていきます。 -
リスクとチャレンジ
- 新型コロナウイルス感染症や天災などを含む社会的情勢の影響により、やむを得ず展示会を延期あるいは中止にさせていただく場合がございます。また、それに伴いリターンの提供時期が遅れる可能性がございます。その場合は、なるべくみなさまにご納得いただけるよう誠意を持ってご対応させていただきます。
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起案者よりご挨拶
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- 宇治はお茶のまちです。「日本茶800年の歴史散歩」として日本遺産にも認定され「朝日焼」も、その構成要素の一つとなっています。
お茶の文化は、日本人の美意識や生き方に大きな影響を与えてきました。
なかでも宇治の茶文化とは、茶の生産や流通に関わる方、神社仏閣、茶人、職人、宇治の町衆が互いに支え合い、築き、守ってきたものです。
朝日焼も何度も途絶える危機を迎えながら、その歴史を紡いでこられたのも、宇治というまちと文化、そしてそれを担う人々に支えられてきたからです。
本展覧会は、興聖寺という宇治の茶文化、そして朝日焼と縁の深い場所を会場として、朝日焼の歴代の作品を展示し、またその未来を感じる試みとしてVR展示やインスタレーションを行い、宇治の茶文化とそれを支えきた宇治のまちに想いを馳せていただくものです。
それは未来にこの宇治の茶文化を繋いでいき、これからも茶の文化が日本に力強く残っていくための一歩となることを願っています。
多くの皆さまに展覧会にお越しいただき、また展覧会をきっかけに宇治の茶文化に触れていただくことが、そのことに繋がると確信しております。
皆様に展覧会へのご支援を頂戴し、そのような茶文化の担い手の一人になっていただきたくお願い申し上げます。
朝日焼十六世 松林豊斎 -
- この展覧会を企画いたしました朝日焼の店主、松林俊幸です。朝日焼の松林家は宇治で400年以上の歴史があり、私たちの仕事はいつも お茶とともにありました。宇治には茶農家や合組(ブレンド)をする茶匠など様々なお茶の仕事があります。
本展覧会ではこれからの未来の世代にお茶の文化を繋ぐきっかけを生みたいと企画いたしました。それは私たちが宇治の風土と文化とともに育ち、他に変えることの出来ない愉しみがこれからのお茶文化にあると信じているからです。これからの次世代にお茶の愉しみを 伝えていく使命が私たちにはあります。
私は今回の企画のために歴代の作品を選定し、VRコンテンツ制作(朝日焼ファミリーヒストリー) のために改めてお茶・宇治の歴史を調べました。その過程で、朝日焼はそれぞれの時代で挑戦をしてい ることを感じる機会となりました。作陶だけでは食べていけない時代には、宇治川の渡舟を管理したり、 瓦を焼いていたこともありました。ですが、どんなことがあっても松林家の主たる生業を他に変えることなく、困難が多い時代でも茶陶(お茶のための茶器を作る窯元)として、お茶文化を大切にし16代 紡いできたからこそ、今の朝日焼があることを深く再認識いたしました。VRコンテンツには松林家の 代々と職人たちが繋いできた想いを込めております。
そんな朝日焼の特徴は?と聞かれることがあります。400年続いてきた窯元です。釉薬だけをとって も多様な表現がありますので、シンプルに答えるのがとても難しい質問なのです。一言で返事をする時 は「宇治の焼き物です」と答えます。現在の朝日焼は、宇治で生まれ育った窯元でしか表現できない作 品を作っている唯一の窯元です。
宇治・興聖寺にてお茶文化継承のために、これからの世代に見ていただきたい企画として、朝日焼423展は開催します。高校生以下は無料で公開いたします。ぜひこの展覧会のためのご支援をお願い申し上げます。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸 -
朝日焼423展 開催概要
- タイトル : 朝日焼423展
会 期 ː 2023年4月26日(水)~5月14日(日)※期間中無休
時 間 : 10:00~17:00(5月3日~5月7日は10:00~20:30 興聖寺夜間拝観同時開催)
会 場 : 興聖寺(〒611-0021 京都府宇治市宇治山田27-1)
チケット : 1800円(興聖寺拝観券含む)※高校生以下無料
公式サイトː https://423.asahiyaki.com
主 催 : 朝日焼
協 力 : 興聖寺 / 西日本旅客鉄道株式会社
後 援 : 宇治市 / 宇治市観光協会 -
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応援メッセージ
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吉川圓良(きっかわ・えんりょう)〈佛徳山観音導利院興聖寶林禅寺 副住職〉
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荒木將旭(あらき・しょうきょく)〈黄檗宗宗務総長 黄檗山萬福寺執亊長〉
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濱崎加奈子(はまさき・かなこ)〈公益財団法人有斐斎弘道館 館長〉
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井料剛(いりょう・つよし)〈パーク ハイアット 京都 総料理長〉
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鈴鹿可奈子(すずか・かなこ)株式会社聖護院八ッ橋総本店 専務取締役
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八木隆裕(やぎ・たかひろ)〈開化堂六代目〉
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八木夕菜(やぎ・ゆうな)〈現代美術家・写真家〉
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堀井俊太・成里乃(ほりいしゅんた・なりの)〈堀井七茗園〉
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宮下拓己(みやした・たくみ)〈LURRA° 共同オーナー〉
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松尾翠(まつお・みどり)〈フリーアナウンサー・SENSE OF WONDER主宰〉
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新着情報
38日目: 愛宕山のご祈祷2023/03/31 11:45:34登窯に火を入れた次の日は窯は職人に任せて、当主豊斎は愛宕山愛宕神社へ窯焚きの成功の祈願へ登山します。この度はその様子を映像に残すべくVR撮影チームと私も一緒に愛宕山へ登りました。
山頂まで2時間程度かかりましたが無事に登頂し、神社にてご祈願いたしました。窯焚きと朝日焼423展の成功もお願いしました。
ひさぎさの愛宕山の登山は足にきます。ですが、明日3/30は窯焚き本番です。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
37日目: 窯の成功をみんなでお祈りします2023/03/31 11:36:35朝日焼チームみんなでお祈りして窯焚きスタートいたします。
明日は愛宕山愛宕神社へ窯焚きの成功の祈願へ山登りに行きます。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
36日目: 焼成スタート2023/03/31 11:15:02登窯「玄窯(げんよう)」3月28日に火が入りました。
これから3日間掛けて焼成を行い、30日が窯焚きの本番になります。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
35日目: 本日、登窯「玄窯」に火が入ります2023/03/28 14:52:19本日は登窯「玄窯」詰め切りの作業です。制作してきた器を全て窯の中に入れます。夕方、18時頃に詰め切りの作業も終わり、皆で集まり火を入れます。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
34日目: 古葉書の公開について2023/03/26 14:47:22こちらも推薦人として応援コメントをいただいている八木隆裕さんの開化堂と朝日焼のやりとりの古葉書です。明治時代と思われます。その当時からの開化堂さんと朝日焼との交流の証として残っている事を嬉しく思っています。開化堂さん聖護院八つ橋さんどちらの古葉書も貴重な資料として朝日焼で保存しております。
このような古葉書がたくさん残っておりますので、朝日焼423展で少し公開できないか検討しております。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
33日目: 大正時代のご注文書と思われる古葉書2023/03/26 14:30:08推薦人として応援コメントにて鈴鹿可奈子さんがご紹介いただいてる聖護院八ッ橋総本店から朝日焼への大正時代と思われる古葉書の写真を記載いたしました。
お茶とお菓子、またそれを楽しむための器はどのような時代になっても必要とされてきました。新しい時代に進んでいこうとする現代ではどんな形に変わっていくのでしょうね。
※キビショとは急須のことです。本当に可愛らしい急須(朝日焼の宝瓶)のイラストですね
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
32日目:会期中は青紅葉が綺麗な季節2023/03/25 15:12:26朝日焼423展の会場の興聖寺の最寄駅の京阪宇治駅からは徒歩約15分、JR奈良線宇治駅より徒歩約25分です。
興聖寺に近づいてまいりますと京阪でもJRでも宇治川沿いの景観の良い道を通ります。本日は桜が満開間近でたくさんの観光客がいらっしゃいました。会期の4/26頃は青紅葉が綺麗だと思います。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
31日目: 興聖寺境内ツアー・坐禅・展覧会ツアー2023/03/25 14:50:16興聖寺バックグラウンドツアーという返礼品では
2023年5月3日(水)
13:00 興聖寺境内ツアー
13:40 坐禅体験説明
13:55 坐禅(30分)
14:30 展覧会案内ツアー
16:00 解散
興聖寺僧侶が境内をご案内します。
境内図を見ながらの禅宗の建築様式(七堂伽藍)の概説をお話したり、法堂をはじめ寺内を巡りながらご本尊や観音像などの持仏や壁画などの解説をします。朝日焼との共同プロジェクトである「朝日園」の茶園見学では古樹と挿し木のお話やプロジェクトへの想いなどもお話しいただきます。
坐禅後の作品鑑賞は特別な体験になると思います。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32004
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
30日目: 登窯の薪の準備2023/03/23 16:34:16約15メートルある登窯「玄窯(げんよう)」。焼成に使用するのは赤松の薪のみ。薪も300束、約2tを1回の焼成で燃やし切ります。登窯の焼成は薪の本数とピッチのみでコントロールするため、薪の太さは3種類の太さに揃えて準備しています。あぶり、どうぎ、ねびき と朝日焼では呼んでおります。この薪の準備も職人泣かせの大変な作業です。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
29日目: 窯焚き準備 - 棚組み -2023/03/22 12:53:46窯焚きまであと1週間。本日は棚組みという作業をしております。その名の通り、作品が入る棚板(たないた)を組み上げる仕事です。棚板は作品を置く板です。窯焚きにはツクと呼ばれる支柱と棚板をそれぞれさまざまなサイズでたくさん用意しております。窯に入れる作品の幅や高さを考え棚組みをします。高さがバラバラに作品を窯に詰めるとロスが多く、良い作品が焼き上がりません。窯の中でどのように炎が巡るかをイメージするのですが、そのために棚組みというのは大切な作業の第一歩です。
なかなかイメージしにくいとは思いますので、次回は作品を詰めきった写真の投稿しますね。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
28日目: 宝瓶 菊の絵 十三世光斎2023/03/21 19:04:42本日は423展のフライヤー製作のために撮影を行なっていました。「宝瓶 菊の絵 十三世光斎」も撮影しました。宝瓶の撮影は普段口が左に写るように撮影するのですが、菊の絵のこの宝瓶は口が右にくる向きで描かれています。何故かなと思っていましたら、お客様に綺麗な絵が見えるように描いたのだと分かりました。朝日焼では絵を描く急須が珍しいので気付きませんでした。
宝瓶 菊の絵 十三世光斎も展覧会に出品いたします。お楽しみに。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
27日目: 1600年開窯の朝日焼の歴代作本邦初公開2023/03/21 18:41:28朝日焼423展では、宇治の土や薪など、自然の風土に恩恵を受け、作陶を続けてきた窯元が代々生み出した作品を初代から当代十六世まで一同に展示いたします。そのなかには、現存している数が極端に少ない初代や二代、三代の作品も含まれます。初代の茶盌は朝日焼の貴重な財産として、これまで窯元の外に出すことはなく、大切に保管してまいりました。
多くの情報が流れる現代に、これまで先人たちが守ってきた宇治のお茶の文化を、次世代にまで繋いできくためにも、朝日焼が紡いできた16代の朝日焼歴代作品を公開をすることで、多くの皆さんに本物を見ていただき、その魅力に触れてほしいと願っています。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
26日目: 茶樹灰釉の誕生2023/03/19 14:38:53昨年の4月に初めて発表したのが茶樹灰釉の茶盌です。コロナ渦で工房に余裕ができ、何か新しい作品をつくろうと1年以上掛けて取り組んだ釉薬です。
宇治の窯元として自分たちが地域の風土を見つめ直し、その結果として生まれる器を作りたいと思い、なかなかイメージが沸かず悩んでいました。新しい釉薬が生まれるきっかけになったのは宇治の茶農家さんでした。それは茶畑の茶樹は30、40年で茶葉の収量が大幅に減るため抜根されるという地元の茶農家さんとの雑談がスタートでした。何十年も宇治茶を支えてきた茶樹ですが、役目が終わった後に廃棄するのではなく、新たなに息を吹き込むようなことがしたいと考え、茶樹の灰釉を思いつきました。その段階ではまだ案でしかなく、そこから灰づくり、釉薬づくり、サンプルづくり、とそれぞれの工程で想像以上の苦労がありました。
ですが、完成した釉薬は力強い発色があり、朝日焼らしい特徴の魅力ある釉薬となりました。あまり多くの量を作れる釉薬ではないのすが、今回のクラウドファンディングには必ず茶樹灰釉の器を返礼品として入れたいと思っておりました。限定の出品となってしまいましたが、茶樹灰釉の茶盌や湯呑を掲載しております。登窯100回の記念焼成と重なり記憶に残る良い器を作れそうです。ぜひ、下記のURLにて茶樹灰釉の茶盌や湯呑をご覧ください。
掛分湯呑 茶樹灰釉×燔師荒土 朝日焼工房作
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32365
茶盌 茶樹灰釉 朝日焼工房作
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32091
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
25日目: 登り窯の焼成まであと12日2023/03/19 11:24:27本日は工房はお休みです。焼成作品や薪、焼成に使う窯道具など準備が進んでまいりました。
これからは工房も少しピリピリしてくる時期です。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
24日目: 朝日焼423展の始まりの一歩2023/03/18 18:27:26朝日焼423展の大きな構成要素のひとつがVRコンテンツです。展覧会企画の立ち上げと同時に、私たちがVR制作を依頼したのはActual(アクチュアル)というチームです。Actualと朝日焼と初めての仕事はFUKEIというプロジェクトでした。
ASAHIYAKI ✕ FUKEI|2021.5.12
日本の伝統工芸のDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む FUKEI が、京都・宇治 朝日焼と実現する、半歩近づくデジタルコミュニケーション。
https://fukei.io/asahiyaki/
このプロジェクトの実現がなければ、朝日焼423展は生まれませんでした。ぜひ、展覧会にもお越しになる前に始まりとなったFUKEIプロジェクトページをご覧ください。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
23日目: 朝日焼423展 展示構成最終会議2023/03/18 18:10:44本日は興聖寺大書院にて朝日焼423展 展示構成最終会議を行いました。展覧会の初日までに全体で集まるのは最後となる会議で今まで準備してきたことの最終確認でした。
デザイナー、マネジャー、庭師さん、豊斎、私と構成に関わるメンバーが最後まで意見をぶつけて、最後にはまとまった展示案が完成いたしました。
展示内容が分かる写真はまだ公開しません。
展覧会初日まで楽しみにお待ちください。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
22日目: 興聖寺朝日園在来茶樹2023/03/18 18:01:03朝日園在来茶樹の挿木や実生で育てた苗が一年経ち大きくなったと興聖寺さんより伺い、山へ定植のお手伝いに伺いました。
5年か6年か7年かわかりませんが、この苗たちが育った頃に茶摘みをするのが楽しみでなりません。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
21日目: 朝日焼423展オリジナル煎茶2023/03/18 17:51:19堀井七茗園の堀井俊太さん成里乃さんに合組(ブレンド)いただいたオリジナル煎茶も試飲させていただきました。
豊斎の「豊」から連想した煎茶に私たちは「宇治」らしい香りを感じ、懐かしさも憶えるお茶でした。
俊幸の「幸」から連想した煎茶は最初に「豊」とは逆に宇治らしいというよりは新しいテイストを感じました。
抹茶も煎茶も飲み比べて感じることが多かったです。
いつかオリジナル煎茶や抹茶の飲み比べ会を開催したいとなと考えています。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32178
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
20日目: 朝日焼423展オリジナル抹茶2023/03/15 23:59:12昨日初めて試飲させていただいたオリジナル抹茶。
豊斎の「豊」から連想した抹茶は旨味が最初に感じられ、最後に心地の良い渋みを感じました。
俊幸の「幸」から連想した抹茶は最初に嫌な感じない渋み・苦みがパーンときますが、「豊」とは逆の感覚で最後に甘みが口に残りました。
飲み比べが楽しい昨日の試飲会でした。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32104
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
19日目: オリジナルブレンドの試飲2023/03/15 23:48:22返礼品には朝日焼423展開催を記念して、堀井七茗園さんにブレンドしていただいた煎茶と抹茶がございます。本プロジェクトの起案者でもある、松林豊斎、俊幸兄弟から、銘を「豊」「幸」2種類の抹茶と煎茶をお願いいたしました。
本日は堀井七茗園さんに伺い、試作のお茶を試飲させていただきました。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32178
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
18日目: 朝日焼 shop & gallery2023/03/15 23:37:20朝日焼は、2017年7月に宇治川の沿い立地へ店舗を移転しました。旧店舗は茶道具を販売する場として少し専門性の高い空間でした。ですが朝日焼 shop & gallery ではこれから多様化していく「お茶」を広く捉え、宇治の窯元として「お茶」のあるライフスタイル、「お茶」文化にまつわる新しいアイデアやイベントを企画し、発信できる場を作ることとしました。
朝日焼 shop & gallery のコンセプトは
『お茶への想いを育む空間』
朝日焼ではささやかながら豊かで、深い愉しみを日常の中で与えてくれる「お茶」のひととき、これをなにより大切な時間と考えます。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
17日目: 宇治川とお茶と朝日焼2023/03/15 23:31:14宇治のお茶は寒暖差の激しい気候から発生する宇治川の朝霧に守られ美味しい茶葉となります。朝日焼の土は宇治川から流れてきた土が蓄積し何千年と堆積し陶土に変わりました。宇治文化の中心には「宇治川」がございます。
また、江戸時代初期の山城の名所名勝記「兎芸泥赴」では
宇治此の頃は茶の所となりて
いづこもいづこも皆(茶)園なり
山の土は朝日焼の茶碗となり
川の石は茶磨となる
竹は茶杓茶筅にくだかれ
木は白炭に焼かれて茶を煎る
という詩を貞享元年(1684年)に北村李吟という人が残しています。
この当時、宇治ではすべてのものが「お茶」に通じていたという内容です。
宇治にはいつも「宇治川」と「お茶」が中心にあり、そこに寄り添い「朝日焼」は育てられました。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
16日目: 朝日焼の陶土2023/03/15 23:23:26朝日焼は代々、宇治の陶土にこだわり続けてまいりました。明治時代までは朝日山から土を取っており、朝日焼の窯名もこれに由来します。現在は、朝日山の対岸の茶畑が広がる白川や折居山から土を取っております。朝日焼の命ともいえるこの土は、太古の昔、宇治川の急流が堆積してできた粘土層から採取しております。採掘した土は熟成のため50年以上寝かせてから使用します。現在、作陶に使用する土は先祖が掘り起こしてくれたもので、今掘った土は孫の代に使用するために風化させます。この宇治の陶土は柔らかな表情が特徴で吸水性があり、熱伝導性が低いので熱くなりにくい性質を持っています。これがお茶の「うつわ」を制作する土として相性が良い理由です。また、使い込むほど変化のあるのがこの陶土です。「茶の湯」の世界ではそれを「ナレがくる」と云い、焼き上がった段階では八割程度の完成で、あとの二割は使い込むことで「うつわ」が完成するとも云われます。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
15日目: 朝日焼の登窯2023/03/15 23:19:03朝日焼では登り窯での焼成を大切にして制作してましりました。現在、使用する登り窯は十四世豊斎が築窯したものです。三笠宮妃殿下より「玄窯」という御銘を頂きました。研究熱心な十四世が「一代に一基」作れば十分と言われる登り窯を五基も制作したうえ、完成させた集大成の窯です。窯焚きは赤松の薪のみを使用し、温度と熱量を少しずつ上げて焼成します。ガス窯とは違い、登り窯は焼成のコントロールがとても困難です。コントロール出来ない温度の微妙な上り下がり、また直接当たる炎の掛かり具合が作品の発色に大きな影響を与えます。ですので、登り窯は素晴らしい景色の作品を生む反面、作品にならない作品も数多く出来上がります。効率が良いとは言えないのが登り窯での焼成です。しかし、初代陶作から続いてきた、「宇治の陶土」と「松割木」そして「登り窯での焼成」を朝日焼では今でもとても大切にしております。
14日目: クラウドファンディング継続について2023/03/09 16:55:01朝日焼423展への多数のご支援誠にありがとうございます。皆様のお力で、当初目標としておりました300万円という額を9日間という短期間で達成し、展覧会に向けて大きな弾みを頂きました。
衷心より御礼申し上げますもとともに、展覧会の成功に向けて邁進して參ります。
ただ、まだまだ展覧会としては少ない予算の中で削らざるを得ないとしていた部分が多数ございます。
より充実した展示。
安全性への配慮を含めた人員配置。
後世に記録として残すための図録制作。
等々
これらの実現のために、引き続き、皆様に応援を賜りたく当初の期限 4/25までクラウドファンディングを継続致します。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
朝日焼十六世 松林豊斎
13日目: 僧堂でVR鑑賞2023/03/06 16:39:36朝日焼423展では、歴代作品展覧会とともに360°映像作品鑑賞もございます。それは登り窯焼成や十六世豊斎インタビューなど、通常の動画とは違うその場にいるような「身体的な体験」を感じていただきます。朝日焼が423年繋いできた茶文化への想いを、いつもとは違う感覚の映像作品として鑑賞いただきます。
また、VR鑑賞となる興聖寺僧堂は普段は坐禅と共に食事や就寝も行われる特別な場所です。曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあるといいます。普段は立ち入ることのできない特別な場所でのVR鑑賞は体験者にとって、感じることが多い機会になると想像しております。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
12日目: 登り窯「玄窯」焼成100回オンライン窯焚き配信2023/03/05 13:02:183月30日に100回目を迎える登り窯「玄窯(げんよう)」。十四世豊斎の築いた穴窯を併設した無煙化した登り窯です。
28日に作品の詰め切りをおこない、火を入れます。29日には火の神様、愛宕山へ登ります。(この間は朝日焼の職人が交代で夜通し火の番をします)。そして、30日は朝から夜中まで登り窯の本番焼成となります。
この度このような形で初めて窯焚きのオンライン窯焚き配信をTHE KYOTO 限定で開催します。朝日焼の登り窯までのルーティンや窯焚きで大切にしていること、窯焚きの目線。また、朝日焼423展にかける想いなどをお話します。ぜひ、ご参加ください。
日程 : 2023年3月30日 19:00~20:00
参加方法 : ZOOMウェビナー
※ 支援者の方には後日参加URLをお送りさせていただきます
ナビゲーター ː 朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32179
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
11日目: 朝日焼423展 オンライン作品解説ツアー2023/03/04 11:13:08朝日焼423展への多くのご支援、応援、誠にありがとうございます。9日目に目標金額を達成いたしました。より一層、皆様の心に残り、後世へ繋いでいける展覧会のため、次の目標を設定して新たにご支援をお願いしております。引き続きご支援をお願いいたします。
たくさんご用意しているリターンの中で朝日焼423展へご参加できない可能性がある。という方。そして、4月30日以降に参加される方の予習にぜひオススメなのがオンライン作品解説です。出品する歴代の作品を、私と京都女子大学教授の前崎信也先生が、解説し、紹介させて頂きます。
朝日焼423展 オンライン作品解説ツアー
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/31931
前崎先生は、工芸を日本で一番、楽しく平易な言葉で伝えられる学者さんだと私は思っております。前崎先生とは長いご縁で、先生がロンドン大学の学生だった頃に、朝日とリーチ窯の2つの印を押された湯呑を調査する為に朝日焼を訪ねて頂いてから、かれこれ15年以上経ってるでしょうか。イギリスのセント・アイヴスもご一緒し、ウェールズにも行きました。先生の授業で私が講演させて頂いたり、様々にお世話になっております。焼物の知識のある方も、そうでない方も、間違いなく楽しく見て頂けるオンライン解説になるかと思います。
ぜひ、ご参加ください!
朝日焼423展会場である興聖寺にて、十六世松林豊斎が朝日焼の歴代の作風と、その奥にある想いを想像しながら、時代背景も含めて親交の深い前崎信也氏とともに語りたく思います。
日程 : 2023年4月29日 19:00~20:00
参加方法 : ZOOMウェビナー
※ 支援者の方には後日参加URLをお送りさせていただきます
ナビゲーター ː 朝日焼十六世松林豊斎
ゲスト : 前崎信也氏(京都女子大学 家政学部教授)
応援よろしくお願い致します!
朝日焼十六世 松林豊斎
10日目: スタートより9日間で目標金額300万円達成の御礼2023/03/03 11:27:002/22 0時よりスタートいたしましたTHE KYOTO クラウドファンディング。全国各地の皆様よりたくさんの温かなご支援をいただき、また展覧会開催を広くご紹介いただいきまして、開始よりわずか9日間で目標に達しました。皆様の想いが集まって、早々のクラウドファンディング目標達成に松林豊斎、俊幸、そして朝日焼より厚く御礼を申し上げます。そして、こうしてたくさんのご支援をいただき、みなさまのご厚情に報いるためにも、本展示会の準備をしっかりと取り組んでいこうと意を新たにしている所存でございます。
実は当初の展覧会計画では諦めていたことが三つございました。
・展覧会の来場者に配布する興聖寺会場の案内マップの製作
・展覧会の記録を含めた図録の作成
・展覧会会期中に大書院の庭園を見ながら朝日焼の茶盌で一服出来る呈茶
こうして早々に目標達成となりましたので、引き続きクラウドファンディングを継続させていただき、上記の内容を展示計画としてアップデートして開催したいと思っております。より一層、皆様の心に残り、後世へ繋いでいける展覧会を作っていきます。当初の期限通り 4/25 までクラウドファンディングを継続させていただきます。引き続き、みなさまのご協力を賜ることができればありがたく存じます。
朝日焼423展 公式ウェブサイト
https://423.asahiyaki.com
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
9日目: 朝日焼観音堂 特別御朱印 「朝朝日東出」2023/03/02 20:25:05興聖寺開山、道元禅師はその語録である「道元和尚略録」の深草興聖寺開堂の法語に
「朝朝、日は東より出で、夜夜、月は西に沈む。雲収って山骨露れ、雨過ぎて四山低し、畢竟遺憾。」と延べられています。
このたび興聖寺を会場とした「朝日焼423展」開催にあたり、朝日山をはじめとした宇治の自然界間と、茶業や焼き物などの人々の営み、寺院で受け継がれてきた祖師の教えを一体のものとして味わい感じていただけることを心より願います。
CF限定の朝日山観音堂特別御朱印がリターン品でございます。御朱印の解説文の一部を抜粋してこちらに掲載いたしました。興聖寺さまのご好意でご用意できました御朱印です。「朝日」づくしの御朱印は今回限定の機会です。
朝日焼観音堂 特別御朱印 「朝朝日東出」
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32098
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
8日目: FMうじへの出演2023/03/02 12:16:19FMうじ 以心伝心888「あなた出番ですよ」のコーナーに出演させていただき、朝日焼423展at興聖寺についてパーソナリティー丹羽寛美さんとお話しさせていただきました。
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
7日目: 朝日焼423展の名称と、歴史の中を生きるという感覚。2023/02/28 10:10:09朝日焼423展の名称は、朝日焼が開窯してから423年目の展覧会という意味です。
朝日焼は慶長年間(1596年~1615年)に開窯したと伝えられ
その開始が、その20年間のいつなのかということは詳らかになっておりません。しかしながら先代十五世豊斎の時代、2000年に開窯四百年記念の展覧会を大徳寺孤篷庵にて開かせて頂いたことから、1600年を窯を開いた基準の年としております。そこから数えて、今年は423年。区切りのよい数字ではない423という数字をあえて展覧会タイトルにさせて頂いたのは今まで続いてきて、これからも続いていく過程の中の『今』ということを意識してのものです。来年は、424年で、10年後は433年。
普段、自分たちは歴史の中を生きているという感覚を持つことは稀だと思います。しかし間違いなく、我々は歴史の中の一部分を歩み、その歴史を作っている。十六世の代を継いでから、私は特にそういった感覚を強く感じるようになりました。でも、それは私のような仕事だけが持つ特別なものではなく皆が生きる『今』に等しく存在するモノだと思います。朝日焼が始まって423年、宇治茶の歴史が約800年。我々は様々な歴史を紡いで、過去と未来をつなぐ『今』を生きています。朝日焼423展をご覧頂いて、そんな歴史を紡ぐ主体としての自分に意識を向けて頂けると嬉しく思います。
朝日焼423展 公式ウェブサイト
https://423.asahiyaki.com
朝日焼十六世 松林豊斎
6日目:【在庫数追加】登り窯「玄窯」焼成100回記念湯呑2023/02/27 10:46:442月22日に公開しましたクラウドファンディングですが想定以上のたくさんのご支援を早々にいただき、返礼品の登り窯「玄窯」焼成100回記念湯呑は4日間で在庫切れになってしまいました。
窯焚き焼成前でしたので職人と再度焼成数の調整を行い、在庫数を増やしました。在庫切れの期間が出来てしまったこと申し訳ございませんでした。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
【在庫数追加】登り窯「玄窯」焼成100回記念湯呑
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32365
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
5日目: 特別陶芸体験 朝日焼茶盌「立鶴(たちづる)」2023/02/26 11:27:12クラウドファンディングがスタートして5日目となりました。
4日間で200万円、そして100名を超える支援者が集まり、とても感謝しております。期待を裏切らない展覧会を開催出来るよう準備してまいります。
朝日焼バックグラウンドツアーでは窯元見学、展覧会案内、とあわせて、特別陶芸体験 朝日焼茶盌「立鶴(たちづる)」をご用意しております。小堀遠州公が高麗にて焼かせたと言われる御本手茶盌。朝日焼作陶館の講師が茶盌の解説からスタートして、手びねり体験にて実際に制作いただきます。宇治の窯元の背景を1日ゆっくりと学んでいただきます。陶芸が初めての方や茶道を習っていない方も丁寧にご指導させていただきます。
朝日焼バックグラウンドツアー
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32056
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
4日目: 書籍『名人はっけん!まちたんけん(1)つくるひと』2023/02/25 11:48:03チケットとともに書籍が付いてくるセット
子どもサポーターセットではたくさんの名人(パン屋さん、和菓子屋さん、すし屋さん、そば屋さん、豆腐屋さんなど)とともに朝日焼のお仕事を紹介する書籍をお送りします。つくるひとがテーマです。とうげい家さんとして朝日焼の急須がどのようにしてできるのか、職人さんのお仕事を通してわかりやすく学べます。
朝日焼のスタッフの子供にも大変好評な書籍でしたが、今は書店では手に入りにくい状況のようです。
今回は取材・発行元の学研さんの協力得て50冊のご用意をいただきました。
本プロジェクトのリターン品には「子どもサポーターセット」。応援をよろしくお願いいたします。
子どもサポーターセット
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/31930
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
3日目: 失われた茶園「朝日園」復活の共同プロジェクト2023/02/24 12:14:34会場の興聖寺は1233年に道元禅師が深草に開創。1645年に淀城主の永井尚政公が宇治に興聖寺を再興。その場所は足利義満ゆかり「宇治七茗園」の茶畑の一つ、朝日茶園が広がっていた場所とされています。
朝日焼店主 松林俊幸 は寺の意向を受け、墓や駐車場に現在も僅かに残っている在来種の茶樹を保存する活動を行なっている。一昨年は挿木と実生で20本。昨年は挿木で1000本近い苗を育てています。その苗は今年の3月に寺内に定植予定にしております。
本プロジェクトのリターン品には「興聖寺バックグラウンドツアー」がございます。その内容は興聖寺の寺内を僧侶の案内で巡ります。朝日園の見学や保存活動の詳しいお話も予定しております。
興聖寺バックグラウンドツアー
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32004
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
2日目: 初窯に使った左馬の印。2023/02/23 11:56:49朝日焼の登り窯『玄窯(げんよう)』は、祖父十四世豊斎が築いたものです。昭和50年、当時の社会的課題である公害問題に適応する窯として、松割木での焼成ながら煙を処理し無煙化する窯として生まれました。最初の火入式には、三笠宮両殿下ご臨席のもとに行われ、百合子妃殿下より『玄窯』という名前を窯に賜りました。窯を作り、最初の窯焚きには『左馬』の印を押した作品を作る習わしがございます。
玄窯の初窯でも、祖父は左馬を押した作品を作っており、その印も窯元に伝わっております。今回、100回目を記念して、その初窯で用いた左馬の印と同じ印を使った作品を作ることとしました。
朝日焼423展の開催を前に、玄窯100回目の窯焚を迎えることから、クラウドファンディングの返礼品に、100回目記念の作品を含めております。
私の作品としては茶盌が3点。祖父と同じ左馬を押印し
鹿背、紅鹿背、月白釉という3つの代表的な作風をそれぞれに。今回、特別に興聖寺の吉川副住職に箱書を頂きます。
そして、工房の朝日窯作としては同じ左馬を押した湯呑を制作致します。応援よろしくお願い致します.
登り窯「玄窯」焼成100回記念茶盌 朝日焼工房作
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32091
朝日焼十六世 松林豊斎
1日目: 2023年3月30日に焼成100回を迎える登り窯「玄窯」2023/02/22 22:14:32朝日焼では昔から代々、窯の焼成の度に焼成の記録を残しています。2022年11月、前回の窯焚きのスタートの際に、記録しようとノートを書き始めると玄窯焼成99回目ということが分かりました。
今回3月30日は十四世豊斎が登り窯「玄窯」築窯して最初に火を入れた1回目から数えて100回目記念の窯焚きになります。
今日からクラウドファンディング、スタートしました。応援よろしくお願いいたします。本プロジェクトのリターン品には2023年3月30日に焼成100回を迎える登り窯「玄窯」の限定オンライン窯焚き配信もございます。
登り窯「玄窯」焼成100回オンライン窯焚き配信
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/asahiyaki/rewards/32179
朝日焼店主・朝日焼423展プロデューサー 松林俊幸
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コメント
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Yūta Takahashi素晴らしき宇治の地で400年以上受け継がれてきた朝日焼。 遠州の茶に親しむ者にとっては憧れの焼物です。コロナ禍を経て更なる挑戦をされる姿に勇気をいただきご支援させていただきました。今後益々のご活躍を心から応援いたします。
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松林豊斎・俊幸ご支援ありがとうございます。展覧会会場は小堀遠州と縁の深かった永井尚政が江戸時代前期の1649年に復興した興聖寺です。当時は茶室もあったようです。興聖寺にて遠州と尚政が茶会をしていたのでは?など想像します。 特別茶会を楽しみにしてください。
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山本甚太郎京都宇治といえばお茶。そんな宇治にて400年以上の歴史ある窯元【朝日焼】。伝統を守りつつ新たな挑戦を続けてらっしゃいます。今回の企画を機に宇治のお茶、日本茶を楽しむ方が増えることを祈ります。
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松林豊斎・俊幸生産者も茶匠も、私どものような窯元も、宇治の茶文化はいつでもスクラムを組まなくては発展してこなかったと思います。これからも最も伝統的な製法を守り、美味しい宇治茶を作ってください。 応援いただき、ありがとうございます!!
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廣瀬 貴子素晴らしいです!!朝日焼については、昨年からご縁を頂き知ることが出来ました。その美しさと奥深さに素人の初心者の私でも大変魅力的に感じました。地球の歌声が、松林さんを通じて聴こえてきます。私のような初心者、昔からご存知でお詳しい方々、老若男女、多くの方々が楽しく触れ合い学ぶことができる展覧会という印象を受けました。VRでの釜焚き体験が気になっております!まさに伝統と革新!ご支援させて頂きました(^^)応援しております!!!
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松林豊斎・俊幸ご支援いただきましてありがとうございます。10月から発案した時には、こうしてクラウドファンディングの初日に大きな反響をいただけることは思いもしませんでした。心より嬉しく思っております。作品の窯出しは4/1を予定しております。その後の発送になります。良い窯と良い展覧会になりますように一緒に祈ってください。
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Masahiko Kitazawa400年の歴史を持ちながら、常に新しい事にチャレンジされること感服致します。 常に革新することが伝統を守ることなのでは無いかと思います。 展示会大変楽しみにしております!
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松林豊斎・俊幸嬉しいメッセージをありがとうございます。私ども窯元は個人でなくチームで動くわけですが、今の窯元には祖父の時代からずっと残ってくれている職人、父の代の職人、そして若い職人、他にもさまざまなスタッフが支えてくれています。彼らや彼女らの支えで私たちもチャレンジが出来ています。 展示会もチームで完成させます。ぜひ楽しみにお待ちください。
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村上 斗紫決して派手でな茶碗 では無いけれど いつも何故か必ず 掌の中で ポっと心を灯してくれるような 慈愛に溢れる 朝日焼さんの器が 大好きです。 応援させていただける機会ができて 嬉しいです! また お若い世代のご兄弟で どんどん消えていく日本の美の感性を 次の世代に 繋いでくださるなんて…感激です。
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松林豊斎・俊幸朝日焼を「やわらかい」や「優しい」と表現してくださる方がいらっしゃいます。朝日焼らしさはずっとずっと当主が模索し続けることです。 ですが、こうして斗紫さんが感じていただいている朝日焼らしい印象が心を灯してくれると伺うと、とても嬉しいです。皆さんの感じる朝日焼らしさの期待を裏切らないように、期待を超えて美しいと感じていただけるように、、、がんばります。
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下村 りえ朝日焼の初代から当代までの作品が並ぶ特別な展覧会を拝見できるかと思うと今からワクワクが止まりません。 リターン品もプレミアムな体験や宇治の土に茶樹灰釉ととても宇治らしい湯呑みや茶碗、当代の器と素晴らしい品ばかりですね。 高校生以下は無料と云うのも強く支援したい動機になりました。 いろいろな方に本物を間近で味わって欲しいと思います。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。リターン品すごく悩みました。「宇治」らしさやここでしか出来ないということに喜んでいただける方の顔を想像しながら最終的には決めていきました。 個人的には兄弟のそれぞれの名前から茶銘を決めた抹茶はかなりプレミアムかと思っているのすが、、、こんなわがままにお付き合いいただいた堀井七茗園さんがすごいのですが。 展覧会の呈茶でも抹茶使う予定なので、お楽しみに♪
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木村 元紀窯元と茶園と名刹での様々な体験、とても楽しみにしています! 十六世として朝日焼の当主を受け継いだ豊斎さんと、 朝日焼 shop & galleryの店主である俊幸さん。 事あるごとに大変お世話になっております。 私たちの幸福は、豊斎さんが当代として朝日焼の「きれいさび」を探究し、 その美を具現化していく様を、同時代に生きる人間として垣間見られること。 そして、その道を俊幸さんと手を携えて盛り立てていくという熱を間近で感じられること。 朝日焼の玄窯から発せられると熱と、二人の主が発する熱。 宇治で蓄えられた熱を器から感じながら、今日もお茶をいただいています。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。そして、嬉しいメッセージに感謝しております。朝日焼を繋いできた松林家ですが、当主がひとりで引っ張るというイメージはなく、父には母が、祖父にも常に祖母がいました。兄にも義姉がいつもフォローしています。そうして、家族や家族のような職人やスタッフに恵まれて、朝日焼は今に至ります。 何より、家族のように支えていただく元紀さんのような存在も代々いたのではと想像します。 また、美味しい宇治茶を囲んで談笑しましょう。
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鈴木那美私が初めて朝日焼と出会ったのは、実家の稽古場で使われている瓢型の茶入でした。 稽古場で可愛がられるその茶入はとても落ち着いた雰囲気で、今も昔もみんなの手にすっぽりと収まっています。 その窯元が京都の宇治にあると知ったのは18を過ぎた頃でした。水と土が豊かな宇治という土地であの茶入は生まれたんだと思いを馳せたことをよく覚えています。 「歴史深い、でも親しみやすい」 私が朝日焼に感じる魅力です。 素晴らしい作品が今なお生まれる朝日焼。お茶を志す者として、今回の展示でより朝日焼の魅力を知れることにワクワクしています。 心から応援しております!!!!!!!
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。茶入は朝日焼が好きと言って頂くことが私の記憶でも何度もあります。それは茶入は朝日焼にとって特別な道具であり、大切にするポイントを継承してきています。 たくさんある道具の中で心にひっかかる道具が朝日焼であったということは何より嬉しいことです。 お稽古場で活躍している朝日焼の茶入。いつか拝見したいですね!!
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新津里奈宇治の地とその宇治から生み出される朝日焼に心惹かれています。訪れられない日々が重なっていますが、いつか宇治で実際に 朝日焼を手に取らせて頂く日を心待ちにしております。 僅かばかりではありますが、少しでもお役に立てましたら幸いに存じます。
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松林豊斎・俊幸嬉しいメッセージをありがとうございます。意図せずに本展覧会の企画と100回目の登り窯「玄窯」が重なりました。重なったことに不思議なご縁があるなと思いますし、祖父が見守ってくれているように思います。登り窯作品の完成は3/30の焼成次第です。いつも以上に緊張感があります。良い作品をお届けできるように、良い展覧会が開催できるように準備いたします。ご支援に感謝いたします。
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安藤 準佑400年の伝統を守りつつ時代に合わせて挑戦を続ける朝日焼さんに脱帽。 今回の展示会にもたくさんの方々が関わり、協力されている様子に、伝統以上の価値を感じています。 クラファンの成功と展示会の盛会をお祈りいたします。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。メッセージも嬉しいです。 どうしても海外や東京に向けて発信する機会が増えてしまいますが、地元宇治の窯元として地域の方に誇らしく思っていただける存在になりたいと強く想いを持っています。 そのように感じていただける展示会を準備しております。 ご支援ありがとうございます。
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森川克哉400年以上の歴史を振り返れるのが楽しみですし、朝日園のチャレンジ、VRなど今の技術と融合させたチャレンジなど日々挑戦されてるのがすごいです!このきっかけから宇治がさらに広まっていくのが楽しみです!最後まで走り切ってください。応援しております!
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松林豊斎・俊幸朝日茶園古樹保存活動を始めた時には本展示会プロジェクトは考えてもいなかったのですが、さまざまなご縁が繋がり、展示会の発案に繋がりました。宇治はご縁がつながる、優しい町ですね。 次世代の宇治の子供たちが「素敵だな〜」って思える町を残していきたいですね。
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川上 シュン小堀遠州の美意識を受け継ぐ窯元/京都・宇治「朝日焼」: 綺麗さびと言われる侘び寂びの世界に、美しさや豊かさを加えて、調和の美。カテゴリーやアウトプットは違うけれども、その世界観を追いかけている一人として、そして、今回の企画プロデュース、称賛の想いを込めて応援したいと思います。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。「美」への追及はゴールのない道です。その仕事においてはたくさんの共感は必ずしも必要ないかもしれません。ですが、本企画は次世代のために想いを持って行動し、共感いただける皆さんと作り上げていく展覧会です。こうして賛同いただける方が少しずつ集まっていることに、大きな感謝の気持ちと企画を立ち上げた当初の不安が少し和らいでおります。嬉しいメッセージとご支援ありがとうございます。
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光成菜穂子優しく手に馴染むお道具は、日々のお茶の時間を豊かにしてくれています。身近な場所に素晴らしい伝統と文化が息づいている事を、実際に体験して知る事ができる機会をとても楽しみにしております。子供と一緒に職人さんのお仕事を学べる絵本を見て、展覧会に伺いたいと思います。いつも飲んでいるお茶、淹れているお道具、その歴史はこうやって守られて来たんだね、と体感して伝えられる素敵な催しをありがとうございます😊
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松林豊斎・俊幸私たち兄弟の一番の喜びは外に出た時にご愛用いただいている朝日焼に出会うことです。心が躍ります。 お気に入りの道具を使うことは、とても幸せな時間ですよね。 子供たちには、合理的な事ばかりでなく時には一歩立ち止まって、そういうお茶の時間が幸せに感じられること、それも必要なことだよと伝えていきたいです。美味しいお茶とお菓子の時間がみーんなに広がれば世界は平和になると本気で思っています😊 ご支援ありがとうございます。
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上野 良和400年の歴史と文化を全世界へ広めて下さい。 そして宇治市が世界から注目され、より観光客が集まる。ワクワクしますね。 美味しい宇治茶も器で味がより円やかになる事もお知らせしたいですね。 展覧会楽しみにしております。
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松林豊斎・俊幸宇治の茶文化とは、茶の生産や流通に関わる方、神社仏閣、茶人、職人、宇治の町衆が互いに支え合い、築き、守ってきたものです。 朝日焼も何度も途絶える危機を迎えながら、その歴史を紡いでこられたのも、宇治というまちと文化、そしてそれを担う人々に支えられてきたからです。 と豊斎も記事に書いておりますが、宇治は強いリーダーが引っ張るとより、皆がスクラムを組んで歩んできた町のように思っています。 これからもみんなでスクラムを組み、頑張っていきましょう。 応援ありがとうございます。
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樽谷珠代素晴らしいチャレンジに感動してます。 朝日焼と宇治茶と興聖寺さん 宇治の宝だと思っております。 コロナ禍での企画準備は感慨深いものがあります。我が家の食卓にはいつも朝日焼の普段使いの器が並んでます。主人と色違いの湯呑みは、贅沢感があり心穏やかになります。 イベントを楽しみに、エントリーさせていただいた湯呑みも楽しみにしています。 本企画が、これからも脈々と続く400年を超える歴史の1ページに刻まれると思うとワクワクします。 ご盛会を心より祈念申し上げます。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。地域の方に窯元があることが誇らしく思っていただけること。あまり私どもからそれを口にすることはありませんが、常にそうでありたいと思っていることです。 地域の風土(山の土や川の水など)の恩恵を受けながら仕事をできる喜び。これを当たり前と思わずに精進します。 展覧会楽しみにしてください。
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劉 賞美宇治の地で展示会が開催されること、また歴代の作品にも出逢えることが贅沢すぎて本当にワクワクしています。このように、参加型のイベントを企画くださってありがとうございます。クラファンのページの文章にも宇治や宇治に関わる人への愛情を感じることができ、拝読しながらとても豊かな気持ちになりました。今回の「伝える」様々な挑戦を他にサポートされている方々と共に楽しみにしています!
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松林豊斎・俊幸嬉しいメッセージとご支援にありがとうございます。「宇治」から発信ということが本企画のスタートでした。発信でも私達だけでなく、地域の方、宇治市観光協会さんやたくさんの方々にサポートいただいております。このコメント欄でも、宇治の方はじめ、他の地域や東京の方、さまざまな方から応援いただき、それが大きな励みになっています。「宇治」というテーマを持っていますが、お茶や歴史、陶器、さまざまな方の学びの場になるのではと計画を進めております。朝日焼423展は4/26からスタートです。楽しみにお待ちください。
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上林亮一郎宇治茶と縁が深い「朝日焼」が、これまた宇治茶と縁が深い名刹の「興聖寺」で行う展示会。宇治の人間としてとっても楽しみにしております。 「朝日焼」の洗練されたデザインの「器」に触れていただき、日本の茶文化を楽しむ方が増えると私共も嬉しいです。 朝日焼423展の成功を応援してますよ!
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松林豊斎・俊幸ありがとうございます。宇治の茶業関係の皆様にはなんでこんな時期に開催するのだと新茶の最盛期の開催にお叱りを受けております。 時期は興聖寺さんからの青紅葉が一番綺麗な時にと仰っていただき決めたのです。5/3-5/7は夜間拝見で20:30まで開けておりますので、ぜひお越しください。宇治の皆さんに応援いただくのが、また嬉しい想いでいっぱいです。
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佐原誠朝日焼さんの試みは宇治のお茶全体の発展に繋がっていくのだろうと思い、微力ではございますがご支援させていただきました! 私は宇治市で生まれ育ったものの、京都市に移住したこともあって、子供の頃の記憶の方が強く残っております。祖父が茶葉の小売をしていたり、親戚が茶団子の製造販売などしていたり、同級生もお茶に関わる仕事に従事していることなど(他多数w)、、大事にしたいご縁です。
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松林豊斎・俊幸私の同級生も茶農家でした。宇治=お茶 というのは今までの時代は変わずに、その通りだったと思います。これからの時代はどうなるか分かりません。宇治の現代の生産者さんは変わらずに芸術みたいに繊細で美味しいお茶を生み出してくれているのに、それを楽しみ文化がここまで衰退していることに直面し悲しくなることがあります。 宇治=お茶 良い発展の未来のために企画したいなと思いました。 応援に心より感謝いたします。
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岩井敏子京都市内の観光喧噪に疲れたとき、ふらっと宇治に行きます。平等院あたりを少しはずれるとのんびりした空気が流れ、宇治川の流れをみているだけで癒やされます。大好きなのは興聖寺、修行中のお坊さんの作務姿を見るのも楽しい(坊主好き)その近くの朝日焼shop&galleryができた時は、また新しい楽しみが増えたと思いました。その両方が味わえる今回の423展、とても楽しみにしています。ご当代の月白釉は従来の茶碗にはない色合いでこれからどう発展されるのか楽しみ。個人的には月白釉のくみ出しの美しい色を愛でております。
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。私も9年間東京で暮らし、その後宇治に戻った1年目は驚いたことを憶えています。四季のコントラストが濃いように思います。 朝日焼423展を楽しみにしていただいていること大変嬉しいです。桜は終わってしまい、青紅葉の綺麗なころです。ぜひ、のんびりゆっくり出来る日に癒されにお越しください。 ありがとうございます。
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松岡育子常に新しい事に挑戦しつつ、宇治のお茶文化や伝統を後世に継いでいく取り組みをされている姿に、いつも感動と励みを頂いています。 今回の企画もとても楽しみにしています!
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松林豊斎・俊幸応援ありがとうございます。嬉しいメッセージに励まされるのとともに、4/26からスタートする展覧会まであと60日を切ったことを知り、焦っています。皆様からのたくさんの声援に応えられるよう、企画発案した初心を忘れないように、頑張ります!! ご支援ありがとうございました。
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直七法衣店挑戦し続ける姿、ひたむきな姿、ひめた熱い想い、、朝日焼の器とともに魅力的です。展示会とクラファンの成功を心より願っています!!
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松林豊斎・俊幸嬉しいコメントありがとうございます。朝日焼の器が魅力的と仰っていただくのは何より嬉しいことです。器に関しては、言葉にしているこだわりもあれば、言葉にできないこだわりもあります。気に入るということは、言葉にできないこだわりも共感いただいた気持ちになります。歴代作品を並べるということは、そういう私どものこだわりも感じていただけるのではと思っております。ぜひ楽しみにしてください。 ご支援にとても感謝しております。
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吉田 惠美初代からの作品が見られる展示会、そして初めてのVR体験も、楽しみに伺います^ ^ クラウドファンディング、成功お祈りしております!
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松林豊斎・俊幸ありがとうございます。朝日焼の歴史はそのまま宇治茶の歴史と紐づくことが多くありました。茶の湯の成功や煎茶の宇治製法が生まれるなどさまざまな宇治茶の歴史に朝日焼も活躍してきましたし、苦しい時代もありました。そのような過去があり、今がありことで、未来が生まることを、今回の展示会では表現したいと思っております。ぜひ、楽しみにお越しください。
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周すみん過日、古書店で偶然、先人がお書きになった朝日焼の本と出会いました。サブタイトルに「土は生きている」とありますが、まさに今にも受け継がれている大事な考え方だと思いました。その歴史を振り返る展示会、ご盛況を心よりお祈りします。
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松林豊斎・俊幸ありがとうございます。今回の展示会のために製作するVRコンテンツの基となる資料は十五世豊斎の母、松林美戸子の残した「土は生きている」の書籍です。この書籍がもし出版されていないと私どもでも分からないことがたくさんありました。展覧会を企画するにあたり、祖母の偉大さを感じる機会にもなりました。 昭和52年に創刊された「土は生きている」の書籍とのご縁が、こうして最近にあったことにご縁を感じます。ご支援いただきましてありがとうございました。
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高瀬 きん子宇治の興聖寺で展示会が開催されることが楽しみです。それが歴代からの作品に出逢えることが贅沢すぎて・・・ 必ず見に行かせていただきます。 本当に楽しみです(^^)
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松林豊斎・俊幸興聖寺と朝日焼の繋がりも歴史を辿ると深いものがあります。それは永井尚政公と初代陶作からスタートしたのかもしれません。こうして2023年の時代に展覧会ができることは必然であったのではと思い始めています。今回の展覧会、一番最初の協力者、応援者は興聖寺さんでした。応援の輪が大きくなりこうしてクラウドファンディンングで、現在160名を超える皆様にもご支援いただけること、心より嬉しく展示会の成功の責任も大きく感じております。 ぜひ、楽しみに 朝日焼423展 お待ちください。
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白須美紀朝日焼400年の歴史と朝日焼を育んできた宇治の文化を伝える展示会、とても楽しみです。ご兄弟での挑戦というのがまた朝日焼さんらしくて素敵ですね。必ず伺おうと心に決めてます!
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松林豊斎・俊幸ご支援ありがとうございます。クラウドファンディングは兄弟での挑戦とさせていただきました。ですが、兄弟だけの企画でなく朝日焼を支えてきた職人やスタッフも企画でさまざまに活躍してくれています。VRの撮影では十六世豊斎の母も出演します。朝日焼を支えてきてくれた皆がファミリーです。今回の企画テーマのひとつが「ファミリーヒストリー」です。多くはまだ語りません。本番の展示会をお楽しみにぜひお越しください。
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川口清高朝日焼さんの器やカップを使わせていただいており、朝日焼さんの未来に少しでもご一緒させていただいている幸せをいつも感じております。 400年続く歴史とVRを活用された技術の融合、今からとても楽しみです。 未来の担い手、たくさんの子供たちに展示を見ていただきたいですね! 応援しております。
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松林豊斎・俊幸Kaikado cafe では朝日焼の器やカップをお使いいただきありがとうございます。海外の仕事が増えていく中で、朝日焼の独自性について考える機会が増えてきました。本展覧会のような地元宇治での継続した企画は私どもには必然のことに思え、ようやく一歩を踏み出せたのではと思っております。どうぞ応援を引き続きよろしくお願いいたします。
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東野誠朝日焼さんの器が好きです。 今回の展示では、歴代作品も見せていただけるということで、今からワクワクしています。 準備も大変だと思いますが、朝日焼さんにとっても充実した時間になることを願っています。 朝日焼から広がるお茶の世界も楽しみです。私も一緒にお茶を楽しんでいきたいと思います。 いつも、ありがとうございます!
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松林豊斎・俊幸いつも応援いただきありがとうございます。2017年に前のお店から今の新しいお店に移転しました。今のお店は茶道の先生をはじめ、さまざまにお茶を愛する方、また興味を持ち始めた方にもお越しいただいております。 これからも現代のお茶は広がっていく一方であろうと思います。海外で作る日本茶や日本で作る烏龍茶や和紅茶があり、文化は混じり合っております。私ども茶道具のつくり手としてもグローバルに大きな視野を持ち、広がるお茶の世界を一緒に広く発信してまいります。日本茶の中心地、宇治で発信する大切さも重く感じております。そのきっかけになるかもしれない朝日焼423展ぜひ楽しみにお待ちください。
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井口香苗初めて朝日焼に触れたのは、小学生の時、茶道のお教室で先生やお社中さんと一緒に手作り体験に訪れたときかと思います。それ以降、茶道に使うお道具類のほかにも、自身の結婚式の引き出物や、妹への誕生日プレゼント、甥の初節句のお祝いの品など、大切な節目に利用させていただいています。 全国的に伝統工芸の維持継承が困難になってきている時代に、時代のせいにせず、どんどんと新しいことに挑戦され、形にされている姿は、同じく衰退傾向にある和菓子業界に身を置くものとしても、刺激をいただいております。今後のご活躍に期待するとともに、心より応援しております。
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松林豊斎・俊幸大変嬉しい応援メッセージをいただきありがとうございます。大切な贈り物に朝日焼をお選びいただいておりますこと、いつも嬉しく思っております。贈り物として朝日焼の陶器を選んでいただけることは大変嬉しいことです。宇治で地元の方から自慢や誇りに思って貰える窯元を続けていきたいと兄弟で話しております。地元の方や参拝者に愛され、名物和菓子を作られているお仕事に憧れております。
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加藤奈穂子私は茶道を習ったことがありません。まったくの不調法モノです。 松林さんは友達のお子さんの友達。 そんな私や私の母、同僚も暖かく歓迎してくれる。これこそがお茶の原点なのだなぁと、いつも想います。 そして美しくお茶が美味しくなる器。お母様の活けられた花。宇治川の景色。 美を紡ぐ手と、美を楽しむ感性が一致するのは稀なことですが、朝日焼さんにはそれがあるのです。
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松林豊斎・俊幸嬉しいご紹介をありがとうございます。朝日焼にはさまざまなお客様がお越しいただきます。現在の店舗が出来る前のお店や、その前のお店にお越しいただいたというお客様の来店もございます。私も現在の店スタッフも知らない、先代や先々代その当時の朝日焼の状況を教えていただいたりします。 お客様との触れ合いで朝日焼は続いていたと感じる毎日です。いつも気に掛けていただき、ありがとうございます。
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宇田川 恭子この度の催しおめでとうございます。気付くのが遅くなりましたが微力ながら応援させていただければと思います。いつも朝日焼さんの素敵な器に癒されております。 また訪れる機会を楽しみにしております。
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松林豊斎・俊幸いつも応援いただきありがとうございます。こうして全国の皆さんからご支援いただき、応援コメントをいただき嬉しいことばかりです。 ぜひまた宇治にお越しください。美味しいお茶を用意してお待ちしております。
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