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創立150周年を迎え…
- 京都府立医科大学は2022年、創立150周年を迎えました。その記念事業として映画製作をすることとなり、府立医大出身で医師免許を持つ映画監督大森一樹氏を監督に迎えることを決めていました。大森氏はかつて、母校や学生寮、京都・鴨川の地で生きた医学生“ヒポクラテス”の青春映画「ヒポクラテスたち(1980)」を製作しており、医療の現実や生と死に向き合う若者の苦悩をにじませた作品は彼の代表作ともなっています。
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- 提供:京都新聞社
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- このたびの京都府立医大創立150周年記念映画「幕末ヒポクラテスたち」の製作は、その第2作と位置づけられます。
私たち京都府立病院の源流は、1872年に京都・東山の青蓮院に創立された京都療病院であり、当時、京都の仏教界や花街を代表とする「府民」が地域医療を支える病院設立のために出資しました。府民のための病院が府民の期待を集めて創立された経緯を誇らしく感じています。 -
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“パンデミック”を乗り越えて
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府立病院設立の黎明期は、さまざまな感染症のパンデミックが発生していました。しかし、府立病院の“元祖ヒポクラテス”の志・人間愛によって、当時のパンデミックを乗り越えることができました。
現在の府立病院も2020年以降、地域のコロナパンデミックの困難を乗り越えるべく、先頭に立ってきたという事実に重なります。史実をテーマに、志を今に受け継ぐ象徴となる映画にしたいと考えました。 -
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- シナリオなどの構想を練る過程で、大森氏は「長い映画人生の集大成」として取り組む熱意を示していました。しかし、映画製作着手を直前に控え、白血病に倒れ、亡くなりました。映画製作の準備は一旦中断しましたが、大森氏のご家族や、映画製作に向けて寄付をいただいた方々の強い意向もあり、大森氏の遺志も受け継いで、このほど製作再開に至りました。
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- かつて大森氏の助監督も務めていた緒方明監督が指揮を執り、京都出身の俳優佐々木蔵之介さんや「ヒポクラテスたち」第1作にも出演した内藤剛志さんらの参加が決まり、企画を進めています。
幕末という時代を考えたとき、医療器具一つをとっても、さまざまな検討が必要となっています。時代性をとらえた、よりクオリティーの高い映画とするために、クラウドファンディングでのご支援をお願いいたします。 -
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◇京都府立医科大学創立150周年記念映画
- タイトル 「幕末ヒポクラテスたち」
企画 京都府立医科大学創立150周年記念実行委員会(委員長:夜久均)
Project Manager 故大森一樹・浮村理
委託先 ファーストウッド(株)=大森一樹設立会社
Producer 森重晃
脚 本 西岡琢也
撮 影 京都府内各所
スケジュール 2024年11月22日 撮影開始
2025年初春予定 撮影終了
2026年初夏予定 全国ロードショー -
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集まった資金の使い道
- 記念映画「幕末ヒポクラテスたち」の製作や上映の支援費に充てます。
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リターンについて
- 本映画のエンドロールにお名前を表示するほか、撮影現場の特別見学会へのご招待、出演者がサインした特別色紙、大学内での映画先行試写会へのご招待などを用意しました。
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リスクとチャレンジ
- 主演をはじめ、出演者の多くは決まっており、クランクインもしていますので、目標額に達しない場合も映画製作そのものは実施します。ただ企画の規模を縮小する可能性があります。また、災害などによって、延期の場合がありますが、私たちの志を広く伝えるためにも、必ず完成させます。
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さいごに…
- 本映画の企画には、これまで賛同してくださった方々の夢が詰まっています。ぜひ、ご支援ください。
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応援メッセージ
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東伏見慈晃 (青蓮院門跡 第49代門主)
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杉浦京子 (祇園新地甲部組合取締八坂女紅場学園理事長 一力亭 女将)
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池坊 専好 (華道家元池坊次期家元)
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