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京菓子の魅力を未来に繋げるため、セカンドゴールへの挑戦。
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京菓子展2021実現にむけての返礼品を追加いたしました!
- おかげさまで京菓子展2020は無事終了いたしました。たくさんの笑顔に出会うことができ、感動の毎日でした。「ぜひ続けてください」というお声をたくさん頂戴し、大きな励みとなりました。
ご来場いただいた方々、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました!
この素晴らしい京菓子の魅力を未来へとつないでいくために、セカンドゴールの達成に、是非ともお力添えをお願いいたします。
返礼品にも工夫を凝らし、新たなリターンを追加させて頂きました。
① 京菓子展2021 サポーター&先行チケットセット:10,000円
② 京菓子展2021 テーマ検討会(オンライン参加):5,000円
③ 京菓子展2021 テーマ検討会メンバー権 ※限定10名様:30,000円
④ 弘道館スペシャル体験 京菓子×能の座敷(オンライン視聴):5,000円
⑤ 弘道館スペシャル体験 京菓子×能の座敷へご招待 ※限定10名様:45,000円
⑥ 門人帳にお名前記載とクリアファイルセット:10,000円
⑦ 弘道館10周年記念公演「新淇劇」のDVD(非売品)※限定20組:20,000円 -
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- また、500万を達成した際には、京菓子展2020の動画まとめ+出品作品のダイジェストをいれた「京菓子展2020レポート動画」を支援者様全員にメールにて配信させて頂きたいと思います。
- みなさまのご支援が、京菓子展を未来へとつなげていくための大きなステップとなります。ぜひご一緒に、来年の京菓子展をつくり上げていくことができれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!! -
江戸時代の学問所 取り壊しの危機をまぬがれて10年
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- はじめまして。私たちは有斐斎弘道館(ゆうひさい・こうどうかん)と申します。
ここは、江戸時代の有名な学者・皆川淇園(みながわきえん)が設立した学問所で、全国から3千人もの方々が集い、学んでいました。場所は、京都の御所のすぐ近く。現在は広い庭とお茶室のある伝統的な建物になっています。 -
- ところが、2009年にこの素晴らしい場所が取り壊されそうになり、有志が集い保存活動を行いました。そして、芸術文化から日本の豊かな感性を取り戻す場になればと、お茶、お能、お香などの日本文化の体験や、歴史や文化をたのしく学ぶ講座をひらき、世界中から多くの方々にきてもらえるようになりました。
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学び舎が有志により復興 京菓子展をスタート
- 最初に取り組んだのは、荒れ放題だった庭の手入れです。自分たちで樹を伐り、毎日草引きをしました。そこで気がついたことは、庭や建物には、昔の人の知恵にたくさん詰まっているということでした。
- このような学びを得る中で、注目したのが「京菓子」です。
自然を大切にする日本人の感性、美意識、「カワイイ」という感覚など、今世界中から注目されている日本文化のエッセンスが、京菓子には詰まっています。
この京菓子の魅力を多くの人に知ってもらう取り組みとして、菓子のデザインを募集して展示を行う京菓子展を2015年からスタートさせました。 -
- ※庭手入れの様子。たくさんのボランティアの方々に支えられてきました。
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食べるアート作品 京菓子とは
- 京菓子は、雅な御所文化の上に、茶道のなかで洗練され、現在の形になりました。まさに、京都ならではの文化の結晶といえます。
選び抜かれた材料、職人の繊細な手わざ、ほんの少しの道具だけで、季節の繊細な移り変わりや相手に伝えたいメッセージが表現されます。さらに、銘(めい=名前)をつけることによって無限のイメージを与えることができます。
太古の昔から「菓子」は人と人とをつなぐコミュニケーションツールでもありました。 -
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日本文化のエッセンスを凝縮 人を笑顔にする京菓子
- 現在は、菓子といえば職人が作るもの、店から買ってくるものと思われていますが、本来はそうではありません。
食べる相手の顔を思い浮かべながら、もてなす人が、ひとつひとつ考え、作るものでした。世界でひとつだけの菓子を、一回ごとに作るのが、京菓子なのです。
この展覧会は、京菓子本来のすがたに立ち戻り、そのような「世界でひとつだけの菓子をかんがえる」体験をしてもらうことで、京菓子の奥深さを知ってもらおう、という運動です。
入選した作品は実際に京菓子職人が菓子にして展示します。自分がデザインした菓子が食べられる菓子になるのです! -
- ※デザイン画を応募いただき、京菓子職人が実際に形にします。
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教育現場でも好評 菓子がこころを育くむ 海外からも!
- 毎年、幼稚園児のお子様から90代の方まで幅広く600通近い応募を頂いており、海外の方々からの応募も増えています。入選者の中から和菓子作家が誕生! さらには、高校や大学の教材としてとりあげて応募をしてくださるケースも増え、「日本の文化を考えるきっかけになる」「学習意欲が高まる」といった嬉しい声も頂いています。
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2020年度京菓子展 開催の危機を乗り越えて
- 新型コロナウイルスの影響で有斐斎弘道館は休館を余儀なくされ、例年に比べ95%減の収益の中、維持すら危ぶまれる状況になりました。日本文化を発信しつづける意義について、私たち自身、深く考えさせられる日々が続きました。そのような中で、「学びの灯火を絶やさないで欲しい」という多くの声に支えられながら、何とか京菓子展を開催するべく、準備をスタートさせました。
- ◆◆京菓子展「手のひらの自然-禅 ZEN」2020 展示概要◆◆
<展示期間>
令和2年11月1日(日曜日)~令和2年11月15日(日曜日)
<展示場所>
(1)本会場 : 有斐斎弘道館
(2)特別会場 : 旧三井家下鴨別邸
(3)サテライト会場1 : 京都御苑 中立売休憩所
(4)サテライト会場2 : ジェイアール京都伊勢丹 2階特設会場
※詳細は下記、公式HPをご覧ください。 -
- (画像左)2019年 テーマ「万葉集」
デザイン部門大賞作品 銘:「もみち葉流る」 デザイン:山中素子
(画像右)2019年 テーマ「万葉集」
実作部門大賞作品 銘:「湧春(ゆうしゅん)」 作:高井弓
(画像下)2018年 テーマ「源氏物語」の入賞作品たち -
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コロナ禍だからこそ「禅」をテーマに
- これまで、「琳派」「若冲と蕪村」「百人一首」「源氏物語」「万葉集」をテーマに開催してまいりましたが、6年目となる本年は「禅」をテーマに致しました。
京菓子の成立に関わる茶道は、禅の精神に大きな影響を受けて大成されました。自然と自己との対話ともいえる「禅」は、コロナの時代にあって、これまで以上に注目されています。日本のこころと京菓子の魅力を広く世界へと発信する機会になればと考えています。 -
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京菓子に心を癒された 来館者の言葉に励まされて
- 例年、公募から菓子制作、展示に至るまで、費用は手弁当です。開催自体を中止にする議論が何度も上がりました。そのような時に、応募者や来場者から毎年聞かれる「京菓子に心が癒された」という声を思い出したのです。
このような時からこそ、人の心を動かす京菓子の「底力」が発揮されるべきではないだろうか。テーマである「禅」を通して、先人の知恵を知り、今の生活や未来の地球を思うきっかけになってほしいと考えています。 -
- ※審査風景。実作部門では試食審査もある。
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開催を決断 来られない方のためにVR展示も
- 本年の展示は、コロナ対策のため、また広く知っていただくため、開催にあたり、以下のような工夫とチャレンジをいたします。
・密回避のために、会場を追加して4箇所に分散
※追加会場:京都御苑・ジェイアール京都伊勢丹
・来場できない方のために、VR(バーチャルリアリティ)展示を実施
・会場で口頭での解説を避けるため、京菓子の解説冊子を制作
・京菓子講座、体験講座を中止にせずに、オンラインにて実施
・審査員の先生方の言葉を届けるために、動画に収録して配信
・表彰式をオンラインにて実施
・遠方の方にも楽しんでいただけるように、展覧会オリジナル菓子を考案して発送 - ただ「美味しい」「かわいい」だけではない京菓子の奥深い世界を一人でも多くの方に知っていただき、次世代へと受け継ぐための活動に、是非ともご協力をお願い致します。
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集まった資金の使い道
- 今回の目標金額は150万円です。
集まった資金は、クラウドファンディングに関わる諸経費(手数料やリターンの原価・配送費など)を除いて、京菓子展の開催費用として、より多くの方に知っていただくためのVR展示の充実、コロナ対策のための設営費、展示作品の解説書の製作費として活用させていただきます。
目標金額を超えるご支援をいただけましたら、有斐斎弘道館の建物と庭を未来に伝え、日本文化の学びの場としての新たな挑戦を続けるために活用させていただきたいと思います。また、来年度以降も永く京菓子展を開催し続けていくための運営資金として活用させていただきます。 -
リターンについて
- サンクスメールや京菓子展会期中に何度でも入場可能なフリーパスポート、京菓子展オリジナルグッズなどに加えて、「禅ZEN」をテーマにした本年度の展示作品を用いた、オンライン茶会・実際の茶会・茶事をご用意させていただきました。
また、京菓子をオーダーメイドにて創菓させていただくコースをご用意致しました。作ってもらいたい菓子の絵を描いていただくか、意図をお伝えいただき、それに基づいて職人が京菓子にしてお送りいたします。
この機会に支援者の皆様にも京菓子の魅力を「体感」していただければと考え、リターンに工夫を凝らしました。 -
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リスクとチャレンジ
- 今後のコロナの状況や有事の際には、ご支援頂いたリターンの実施が難しくなる可能性もございます。
その場合は事前にご連絡させて頂き、対応について別途ご相談させて頂きます。 -
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最後に
- これまで、京菓子展を通して和菓子作家が誕生し、学校の教材になり、人と人が出会い、新しい技がいくつも生まれました。新たな伝統がつくられる瞬間を、毎年のように、目の当たりにしてまいりました。京菓子展を続けていくことができるように、弘道館の場を未来へとつなげていくことができますように、どうかご協力をお願いいたします。
濱崎加奈子(有斐斎弘道館 館長) -
- 京菓子の素晴らしさを、一人でも多くの人に知ってもらえるように、心から願っています。デザイン画が実際に菓子になる感動は、日本のものづくりの原点を感じさせてくれます。ぜひともご支援のほどよろしくお願いいたします。
大倉未沙都(京菓子展プロジェクトリーダー) -
- 弘道館は、これまでも多くの方々に支えられてきました。この、貴重な建物と庭を守りながら、京菓子の素晴らしさ、奥深さを一人でも多くの方に知っていただけるよう、スタッフ一同、がんばります。ご支援のほど、よろしくお願いいたします!
竹内千佳(有斐斎弘道館弘道館 事務局スタッフ) -
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応援メッセージを頂きました
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