-
【NEW!限定60個のクラウドファンディング2020記念・花山天文台オリジナルマグカップ+オリジナル陶器マグネットを追加しました】
- 第2目標(600万達成)を目指し、作陶される花山天文台の形をしたオリジナルマグカップとマグネットです。
【NEW!限定60個】
クラウドファンディング2020記念
花山天文台オリジナルマグカップ(1つ)+オリジナル陶器マグネット(1つ)
マグカップは、毎日コーヒーや紅茶を飲むのにぴったり。
第2目標(600万達成)のために、柔らかいホワイトの花山天文台オリジナルマグカップ(ドーム型ふた付き、オリジナルメッセージ付き)を作ることにしました。花山天文台マグネットもおつけします。
マグカップ制作の発案とデザインは花山宇宙文化財団事務局の大中香さんです。
制作は「社会福祉法人エクスクラメーション・スタイル・キョウト」さんにご協力いただきます。
https://www.style-kyoto.net/
とうとう、ラストスパートです。
いつの日か、このお揃いのマグカップで、花山天文台将来構想オープンの乾杯ができますように。
まだの方ももう支援したよという方も、この機会を逃すことなく、もうひとつ、ご支援をいただければ幸いです。
※本商品はハンドメイドで制作させて頂きますので、既製品と違い多少歪になる部分がありますのでご了承くださいませ。 -
-
【漫画家の松本零士さんから応援メッセージが届きました】
- 漫画家の松本零士さんから応援メッセージが届きました!
「松本零士です。京都大学の花山天文台が永遠に大空を見上げられますように祈っております。」
このクラウドファンディングも、あと2日となりました。なんとか第二目標の600万円を達成したいと思っています。残り、あと2日、あと8万5,000円です。(!!)。ぜひともご協力、ご支援いただければと思います。お願いいたします。 -
【『うちゅうぼん』一部ページを公開しました】
- リワード『うちゅうぼん』の一部のページを公開しました。詳しくは『うちゅうぼん』のリワードページをご覧ください。このクラウドファンディングも残りあと2日です。第二目標の600万円の達成まで、あとちょっと。ぜひご協力、ご支援、お願い申し上げます。
-
-
【新たな返礼品を追加しました】
- アマチュア天文学の聖地と呼ばれる京都大学の花山天文台。91年の歴史を持つこの天文台を、次世代の天文・宇宙文化教育の拠点としたい。国からの補助金が減る中で、持続可能な形で花山天文台を宇宙文化教育の拠点として次世代に受け継ぐことを目指したプロジェクトです。この国の宇宙文化教育を維持するためご協力ください。このプロジェクトも残すところ、あと2日となりました。なんとか第二目標の600万円を達成したく、新たに返礼品「NEW!京大・宇宙落語会〜福丸袋セット」を追加することにしました。
中には、
①「京大出身で宇宙落語界のニュースター、桂福丸さんによる世界初の花山天文台ドーム内での宇宙落語会(11月22日)のオンラインチケット」
②「ブライアンメイさんと花山天文台応援のみなさんとの記念撮影絵葉書」 (桂福丸さんもいます。見つけてください。)
③「桂福丸手ぬぐい」
が入っています。京都大学出身者で長く花山天文台も支援してくださっている落語家の桂福丸さんのご協力を得て、実現しました。
3点セットで10,000円です。おそらくこれが最後のお願いとなります。ぜひこれを機会に花山天文台をクラウドファンディングでご支援を下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。 -
-
【もとの本文ここから】アマチュア天文学の聖地が、存続の危機に。
- はじめまして。前花山天文台長の柴田一成です。
みなさんは、京都市山科区にある花山天文台を訪れたことはあるでしょうか?花山天文台は国内で2番目に古い大学天文台です。太陽コロナ(1940年代)、火星の気象学の開拓(1950年代)、アポロ計画のための月面地図づくりへの貢献(1960年代)などの太陽系天体の観測的研究で世界的な成果をあげてきました。
また、初代台長の山本一清博士は、日本初のアマチュア天文同好会を組織し、アマチュア天文家の育成活動を非常に熱心に推進したため、花山天文台はアマチュア天文学の聖地と呼ばれてきました。 -
- (花山天文台の全景)
-
- (夕陽に照らされる花山天文台本館。左奥は別館)
-
- (本館図書室での講義)
- 花山天文台が保有する望遠鏡はどれも世界レベルの優れものです。本館の「45cm屈折望遠鏡」は、屈折鏡としては国内三番目の大きさを誇り、かつて火星や月の観測で活躍しました。今は研究の第一線は退いたものの市民向け観望会では大人気です。現役望遠鏡としては日本最古110歳の「ザートリウス製18cm屈折望遠鏡」は、Hαフィルターを搭載することで現在も常時太陽フレアやプロミネンスのモニター観測で大活躍。日本第二の大きさの太陽分光望遠鏡がある「太陽館」では大学や高校の観測実習が行われ、太陽スペクトル観望は「本物の色が見られる体験」として、市民向け見学会で多くの人を魅了しています。
-
- (本館の45cm屈折望遠鏡)
-
古い天文台は閉鎖に
- 古いけれど、教育普及用には、きわめて貴重な価値のある望遠鏡群がある花山天文台ですが、この数十年にわたる国立大学の運営費の削減により、存続が困難になってきました。
2018年に京都大学の岡山天文台が完成し、既存の天文台の運営費が削られ、花山天文台は閉鎖の危機に瀕することに。国の方針が「新しい天文台を作るためには、古い天文台を閉鎖すべき」だったからです。 -
- (歴史館にある子午儀)
-
-
- (太陽館では晴れた日に太陽スペクトラムを見ることができる)
-
- (アマチュア天文家たちの聖地・花山天文台では戦前から観望会が行われていた)
-
- (別館のザートリウス18cm屈折望遠鏡)
-
目指せグリニッジ天文台!花山天文台の将来構想が出来るまで。
- ある年、ロンドン郊外のグリニッジ天文台を訪問しました。多くの見学者でにぎわう有名観光地は、古い建物や装置、望遠鏡がきちんと保存され、丁寧な展示解説もあり、ときには観望会も開催。最新式のプラネタリウムに天文博物館、土産物ショップ、レストランまでありました。
これぞ花山天文台の目指すべき将来ではないか、と思いました。
グリニッジ天文台の面積はちょうど花山天文台と同じくらいです。花山天文台の空いている土地を使うと、プラネタリウムや科学館を十分作れます。 -
- (ロンドン郊外のグリニッジ天文台の芝生でくつろぐ人々)
-
- (グリニッジ天文台の入口)
-
- (雨の日でも楽しめるプラネタリウム)
-
より多くの人々に開かれた場所に
-
- (グリニッジ天文台のカフェでおしゃべりする人たち)
- あるときミュージシャンの喜多郎さんが「花山天文台に野外音楽堂をつくりましょう。素晴らしい自然に囲まれているし、京都にあるので、世界中からミュージシャンが来ますよ」とおっしゃったアイディアがもとになり、将来構想がまとまりました。
次世代に向けて、より多くの人々、特に子どもたちに花山天文台を見学してもらいたいと考えています。近代日本の天文学を支えてきた学びの場を、時代に沿うようつくり替え、次世代に引き継いでいくことに私の残りの人生を賭けたいと思います。 -
- (花山宇宙文化センター構想。現存の施設は影をつけて表示)
-
-
-
ブライアン・メイさんも応援
- 2020年1月27日、イギリスの伝説的なロックバンド「クイーン」のギタリストで宇宙物理学者のブライアン・メイさんが花山天文台を見学され、応援メッセージをいただきました。「花山天文台の存続への戦いを支援します。 子どもたちが、このすばらしい歴史をもつ天文台を訪れ、あこがれ、 次世代の若いアマチュア天文学者のインスピレーションの重要な源と なるように、花山天文台の存続を! (KEEP KWASAN ALIVE!)」
-
-
集まった資金の使い道
- 今回の目標金額は300万円です。
集まった資金は、花山天文台へより多くのお客様をお迎えする準備金として花山天文台見学のための展示、バス停留所などの整備にあてます。さらにこの活動で集まった資金の一部を、飛騨・岡山天文台の活動にも寄附します。
(2020年8月27日追記)
おかげさまで300万円は達成できましたが、将来構想の実現に向けて、第2のゴール600万円をすぐに目指したいと思います。
600万円集まれば、高齢者・子どもたちが参加しやすい天文台見学コースの整備・安全対策(手すりの設置、危険な段差の解消)、オンラインイベント充実のための人件費の確保、望遠鏡などの修理・整備が可能になります。 -
リターンについて
- サンクスメールやオリジナル制作の子どもと大人が一緒に楽しめる宇宙絵本『うちゅうぼん』、花山天文台にこっそり来てくださったロックグループ「クイーン」のブライアン・メイさんの写真で作った絵葉書、冷泉家にある明月記に記述がある超新星の絵葉書、喜多郎さんの「古事記と宇宙」オリジナル絵葉書、オンライン講演会のチケットなど、花山天文台の魅力を実感できるリターンをご用意しております。ぜひご支援ください。
-
- (こっそり花山天文台にいらした世界的に人気のロックグループ「クイーン」のギタリストであり、天文学者でもあるブライアン・メイさん。記念に作った絵葉書)
いらしたのはこっそりですが、ブライアン博士の画像を用いてのリターンの作成はこっそりではなく、きちんとご本人のご了承を頂いております。 -
- (未来の天文学者を育てよう、科学好きな子どもと親が一緒に楽しめる絵本を作ろう、という目的で制作した花山天文台オリジナル絵本『うちゅうぼん』)
-
-
リスクとチャレンジ
- 新型コロナウイルス感染症の影響でリターンの発送が遅れる可能性や、見学会などイベントが開催できないおそれもあります。それも踏まえたうえで、次世代に向けて天文教育の拠点を、みなさんと一緒に作っていきたいと思います。
-
さいごに
- 花山天文台を助けてください。お願いします。
子どもたちのキラキラした目、尽きない好奇心。新しい説に触れ、考えが柔らかくなる大人たち。自由を満喫できる知的な空間を、すべての人に届けたい。先に生まれた者として、後から来る人たちに豊かな教育環境を遺したい。百年近くも続いてきたこの思いの流れを止めないために、花山天文台が開かれた教育機関としての新しい使命を果たす手助けをしてください。どうぞよろしくお願いいたします。 -
-
参考
-
-