京都・一休寺の植物をもとにうまれる、想像の「いきもの」展。
この場所を大切に思う気持ちを広げたい

  • stars集まっている金額
    ¥675,000
    (目標 ¥800,000)
  • flag目標達成率
    84%
  • local_offer支援数
    77
  • watch_later残り時間
    00 00:00:00
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helpこのプロジェクトは実行確約型です。
一休宗純(いっきゅうそうじゅん)禅師が再興した、京都府京田辺市の「酬恩庵 一休寺」。600年近い歴史と四季折々の自然が息づくこの場所で、地元出身の美術作家による展覧会を開催します。植物をもとに制作する小さな「いきもの」を通して、身近な自然や土地の文化に目を向けるきっかけを届け、この場所を大切に思う気持ちを広げたいと考えています。より多くの方に開かれた場となるよう、鑑賞無料(拝観料別途)で開催するとともに、展示環境の整備や広報活動のため、みなさまの温かいご支援をお願いいたします。
    • 自己紹介

    • 美術作家の新野洋(しんのひろし)と申します。
      私は、自然の中にあるかたちや構造の共通性を手がかりに、作品を制作しています。葉と昆虫の翅(はね)、流木と骨など、既存の分類や境界をあいまいにし、実在しない「いきもの」などをつくり出すことで、自然界に潜む根源的なかたちや生命のつながりを探求しています。
    • 私の作品は、その土地に潜む色や形を切り取り、組み替えることで、自然がもつ本質的な「かたち」を浮かび上がらせるものです。自然の造形が凝縮された「いきもの」は、その土地ならではの個性を映し出すだけでなく、人の手ではつくり出せない時間や記憶を内包し、命あるもののような気配を宿しています。私にとって作品づくりは、その土地の「今」を標本化する試みでもあります。
    • 制作の基本は、「サンプリング(型取り)」と「再構成」です。植物を採取して型をつくり、その型に樹脂を流し込んでパーツを成形します。日々の観察から得た感覚をもとに、それぞれのパーツを組み合わせ、「いきもの」の姿を考えていきます。その後、各パーツに彩色を施し、組み立てると完成です。この一連の工程を手作業で行うため、小さな作品でも完成までにおよそ3週間を要します。
    • いままでの活動

    • 留学先のオーストリアから帰国し、自然の多い環境をもとめていたところ、縁あって京都府南部の南山城村に制作の拠点を持つことができました。
      国内外のギャラリーや美術館などで作品を発表するほか、近年では自身の制作手法を取り入れたワークショップを開催し、自然の面白さを伝える活動も行っています。
    • このプロジェクトについて

    • 目まぐるしく過ぎる日常

    • いま、社会はかつてない速さで変化を続けています。情報や効率が重視される一方、足元の自然や小さな命に目を向ける時間は少なくなっているように感じます。
      私たちは本来、自然の一部として暮らしてきました。鳥のさえずりに耳を澄まし、草木の芽吹きや季節の移ろいに心を寄せることは、長い時間をかけて育まれてきた私たちの大切な感覚ではないでしょうか。
      だからこそ、ただ作品を発表するだけではなく、展覧会を通して自然と向き合い、身のまわりにある小さな存在へ目を向ける時間を届けられないかと考えてきました。
    • 一休寺と私

    • 京田辺市で育った私にとって、酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺(以降、一休寺)はとても身近なお寺です。子どものころは、家族や友人と3キロほどの距離を、徒歩や自転車で訪れることもありました。道すがらには、雄大な甘南備山、季節の花々が咲く野原、小さな生き物が暮らす川辺、青空を写す田んぼ、そして自然の山を借景に悠然と佇む一休寺。人の営みと自然が溶け合う、美しい風景がありました。
      こうした風景や一休寺の空間、美意識は、私の感性を育み、作品にも色濃く息づいています。
    • そして今年(2026年)、光栄にも 「令和7年度京都市芸術新人賞」をいただきました。この受賞を機に、自分の原点となった土地や自然について思いを巡らせたとき、真っ先に思い浮かんだのが一休寺でした。その風景とともに作品をお届けしたいという思いから、一休寺の副住職に展示のご相談をさせていただいたところ、快くご承諾をいただくことができました。
      一休さんが「師の恩に報いる」という想いを込めて名付けた「酬恩庵」で、私もこの土地への感謝を込め、展示を通して少しでも恩返しができればと思っています。
    • 空間にひそむ「いきもの」

    • 本展では、一休寺の境内に息づく植物をもとに制作する作品をはじめ、同じ山城地域の植物をもとにした「いきもの」たちを展示します。
      長い歳月を重ねた場所には、人の手では決して生み出せない時間の深みがあります。その静謐な空間にひそむ、小さな「いきもの」たち。 ゆったりと流れる時の中で自然とのつながりを感じ、日々の暮らしの中で見過ごしがちな存在に目を向ける。そんなひとときをお届けします。
    • 【 展示概要 】
      タイトル:いま、ここにいる
      会  期:2026年11月1日(日)~23日(月・祝)
      時  間:9:00~17:00(最終受付16:30)
      会  場:酬恩庵 一休寺(京都府京田辺市薪102)
      アクセス:https://www.ikkyuji.org/access/
      鑑  賞:無料 ※拝観料別途
      主  催:Nature Arts(新野 洋)
      共  催:酬恩庵 一休寺
      後  援:一般社団法人 京田辺市文化協会

    • この場所を大切に思う気持ちを広げたい

    • 子どもから大人まで、どなたにも気軽に足を運んでいただき、一休寺の魅力に触れていただける機会にしたいと考えています。そこで、本展では「鑑賞料」という形ではなく、この取り組みに共感してくださるみなさまのお力をお借りしながら、展示を実現したいと思っています。

      会場となる一休寺の文化や美しい植物たちは、先人たちが守り、つないできたかけがえのないものです。この場所が、これからも誰かのこころの拠り所でありつづけるよう、多くの方にその魅力を知っていただきたいと考えています。お心を寄せてくださるみなさまとともに、この場所を大切に思う気持ちをさらに広げていけましたら幸いです。
    • 集まった資金の使い道

    • クラウドファンディングに関わる諸経費(手数料やリターンの原価・配送費など)を除き、本展覧会の広報物の制作、作品の設置、お寺の空間を守りながら、ご来場のみなさまが安心して鑑賞できる環境を整えるための運営費として、大切に活用させていただきます。
      目標金額を超えるご支援をいただいた場合は、一休寺の景観保全に役立てていただくため、近年の気候変動の影響を受けている紅葉や苔の保全資金として、一休寺へ寄付いたします。
    • リターンについて

    • 一休寺境内の植物をサンプリングして制作する作品をはじめ、一休寺や作家にゆかりのある品など、本展にちなんだリターンをご用意しました。

      一休寺オリジナルの作品と制作過程を記した構想手帳、またその絵柄を用いた手ぬぐいにつきましては、8月より制作を開始するため、完成までの間は仮イメージでのご案内となります。
      制作の様子を「新着情報」でお届けし、記載の時期を目安に完成品の画像を公開させていただく予定です。少しずつ形になっていく過程も含め、楽しみながらお待ちいただけますと幸いです。
    • 応援コースを除くすべてのリターンには、一休寺の拝観券をお付けしています。会期は、紅葉が色づき始める季節です。秋が深まる一休寺へ、ぜひ足をお運びください。
    • リスクとチャレンジ

    • 目標額に達しない場合も展示は開催いたします。ただし、天災や社会情勢などの影響により、やむを得ず展示内容や会期を変更する場合があります。変更が生じた際は速やかにお知らせし、ご支援くださったみなさまに安心していただけるよう、誠意をもって対応いたします。
    • さいごにメッセージ

    • ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
      私は、朝起きて、窓から見える山の稜線を眺めるのが好きです。
      留学で海外に身を置いたときに気づいたのは、日本、そして生まれ育った環境の自然の美しさでした。みずみずしく豊かな山々やそこに息づく多様な動植物。さまざまな気候や風土が育んできたこの土地のことを、改めて見たい、もっと知りたいと感じました。

      雄大な自然を前にすると、自分自身の存在について静かに考えることができます。長い歴史と文化を受け継いできたお寺にもまた、同じような力があるように感じています。
      目まぐるしく過ぎる日常から少しだけ足を止め、考えてみませんか。私たちは、次の世代へ何を手渡していけるのでしょうか。私自身も「今」を預かる一人として、この土地の自然や文化に向き合い、これから先も残していきたい大切なものについて、みなさまと考えていきたいと思っています。

      温かいご支援・ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
    • 応援メッセージ

    • 田邊宗弘〈 一休寺 副住職 〉

    • 禅は、自然を支配するものではなく、その中に身を置き、ともに生きる智慧を大切にしてきました。一休寺の庭園もまた、借景によって土地の自然を生かし、人と自然が響き合う世界を表しています。生命の根源を見つめ続ける新野洋さんが、幼少期を過ごした京田辺、そして一休禅師が多くの文化人を迎え、新たな文化を育んだこの寺で作品を発表されることに深いご縁を感じます。同じ京田辺に生まれ育った一人として、また寺に関わるものとして、この展示が自然との共生をあらためて見つめ直す機縁となり、新たな文化の種を未来へつないでいくことを心より願っています。
    • 秋丸知貴〈 美術評論家・滋賀医科大学非常勤講師 〉

    • 一休宗純(1394-1481)は、生と死を見つめ続けた禅僧である。虚飾を排したその自然な直心は、弟子の村田珠光(1423-1502)が創始した、大自然への回帰を理想とする侘茶へと受け継がれた。一休に珠光が参禅したのが酬恩庵であり、その虎丘庵庭園や一休墓所前庭は、珠光の作庭と伝えられている。

      新野洋(1979-)もまた、生命の根源を見つめ続ける芸術家である。その作品は、日本人ならではの確かな生命観に深く根差しているからこそ、国境や文化を越えて共感を呼ぶ普遍性を備えている。彼は、流行や時代の趨勢に流されることなく、自らが求めるもの、自らが表現すべきものを、寡黙に生涯追求し続けるタイプの芸術家である。京田辺市に生まれ育ち、現在もこの地に根差して制作を続ける姿は、この土地に息づく芸術文化の豊かな蓄積を改めて実感させる。

      生と死を凝視した一休、自然の美を茶の湯へと昇華した珠光、そして生命の根源を造形へと結晶させる新野洋。三者を貫いているのは、時代を超えて受け継がれる「生命と自然へのまなざし」である。その静謐な精神的系譜が、この地で新たな創造として響き合うことを期待したい。
    • 内田千恵〈 Art7ten・HUB-IBARAKI ART PROJECT ディレクター〉

    • 私が深く信頼し、作家としても人としても素晴らしい新野さんが、新たにプロジェクトに挑戦されるとのこと。自然への深い洞察と丁寧な観察が生み出す彼の作品は、いつも自然との関係性を心地よく問い直してくれます。 一休寺という特別な場と、その土地の対話からどんな作品が生まれるのか、今から本当に楽しみです。このプロジェクトが成功し、一人でも多くの方に届くことを願っています。
  • 新着情報

    【 活動記録 25 】 構想手帳
    2026/09/14 09:13:19
    【 活動記録 25 】 構想手帳

    構想手帳も完成もしました。

    最初は、吸水性のある紙に思うように描けず苦戦していたようですが、描き込みも終盤になり、「ようやく慣れてきた」と話していました。

    最初のページには植物の観察、中盤からは、彩色の際に使用した色や柄のイメージ(実際のものとは少し異なります)、台座にした石の観察などが記録されています。

    リターンの詳細ページに新しい画像を追加していますので、ぜひご覧ください。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 24 】 完成しました
    2026/09/12 20:12:16
    【 活動記録 24 】 完成しました

    8月から制作を始めた、一休寺の「いきもの」が完成しました。
    方丈の庭をふわりふわりと舞っていそうな、黒く大きな蝶です。

    蝶の翅を眺めていると、景色を見ているような感覚になるとのこと。

    どこかの惑星で見上げる空のような、不思議な景色。
    実際に見たことはないのに、なぜかそんな風景が浮かんでくるそうです。

    今回の作品は、そんな雰囲気をまとった仕上がりになった、と話していました。

    リターンの詳細ページでは、「なぜこのかたちになったのか」など、もう少し詳しくご紹介しています。
    ぜひ、あわせてご覧ください。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 23 】 組み立て
    2026/09/11 20:46:01
    【 活動記録 23 】 組み立て

    ついに最終工程です。

    パーツ同士の接続部を調整し、全体のバランスを見ながら、組み上げていきます。

    流木と合わせることも考えていましたが、最終的には「いきもの」がより映えるよう、白い石に取り付けることになりました。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 22 】 彩色
    2026/09/11 16:59:30
    【 活動記録 22 】 彩色

    いよいよ、彩色の本番です。

    彩色はかたちの調整と同じくらい、集中力が必要な作業です。
    今回は「暗い色1色」の中での濃淡表現だったため、特に難しかったようです。

    珍しくやり直しが発生するなど時間もかかりましたが、納得のいく仕上がりになりました。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 21 】 構想手帳
    2026/09/10 13:55:45
    【 活動記録 21 】 構想手帳

    「いきもの」が描き加えられました。
    使用している植物は、一通り描き終えたようです。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 20 】 彩色のテスト
    2026/09/09 14:05:38
    【 活動記録 20 】 彩色のテスト

    今回は、植物そのままの色にはしないため、どのような色や模様にするか、サンプルを使って試していきます。
    使用する画材や色の重ね方、模様のかたちや入れる場所など、テストを繰り返しながら、しっくりくる色や再現の方法を探ります。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 19 】 模様探し
    2026/09/07 14:54:53
    【 活動記録 19 】 模様探し

    葉の虫食い穴や変色を翅の模様にできないかと考え、一休寺で採取・観察を行いました。
    虫に齧られた植物は他でも見つけられますが、その場所にいる生き物によって、かたちが異なるようです。

    雨の一休寺は、しっとりと静かな時間が流れていました。

    ※ 植物の採取は、一休寺の許可をいただき、植物の生育や境内の環境に配慮しながら行っています。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 18 】 かたちの完成
    2026/09/06 09:34:17
    【 活動記録 18 】 かたちの完成

    パーツの作り替えや細部の調整を終え、かたちが完成しました。
    翅のパーツが大きく、細い真鍮線の脚では強度に不安があるため、今回は胴と脚を金属にしています。

    この後はいよいよ最後の工程、彩色に入ります。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 17 】 流木探し
    2026/09/05 13:05:14
    【 活動記録 17 】 流木探し

    作品と合わせるための流木を探しに、海へ行きました。
    海辺に流れ着いた流木は、白く乾燥したものが多いため、より骨のような表情があります。

    探していたのは、丸みがあり穴が複数あいたもの。
    1日歩きましたが、探しているときほどなかなか出会えないものです。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 16 】 頭部の作り替え
    2026/09/02 09:38:42
    【 活動記録 16 】 頭部の作り替え

    蝶の観察の後、頭部の部位の大きさが違うことが気になり、作り替えました。

    左が以前のもの、右が作り替えた新しいものです。
    「口吻(こうふん、ストロー状に伸びる口)」や、「下唇鬚(かしんしゅ、口元にある左右一対の突起)」などの大きさが変わったことがわかります。

    実物と同じ形にすることを目指しているわけではありませんが、生物が持つ構造上の自然さは損なわないようにしています。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 15 】 蝶の観察
    2026/08/30 09:54:52
    【 活動記録 15 】 蝶の観察

    着彩の参考にするため、野に出て蝶の観察をしました。
    標本や写真でもみることはできますが、生きているものが放つ美しさは、言葉にできないほどの輝きがあります。

    アトリエは自然に囲まれた環境にあり、思い立つとすぐに植物の採取や昆虫の観察ができます。

    この日も、「アゲハチョウ」や「カラスアゲハ」などを見つけることができました。
    絶命しているものは手元に置いてじっくり観察することもありますが、生きているものは目に焼き付けた後、自然に返します。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 14 】 制作構想手帳
    2026/08/29 15:52:19
    【 活動記録 14 】 制作構想手帳

    新しい描き込みがありました。

    これらの植物のかたちも作品の一部に使われています。
    一体どこに使われているのか、楽しみにお待ちください。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 13 】 続・かたちの調整
    2026/08/27 20:59:53
    【 活動記録 13 】 続・かたちの調整

    全体のかたちが見えてきました。
    が、まだまだ細部の調整は続きます。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 12 】 かたちの調整
    2026/08/25 18:18:31
    【 活動記録 12 】 かたちの調整

    それぞれのパーツが自然とつながるよう、観察から得た情報をもとにかたちを整えます。
    作業は、1ミリにも満たない細いドリルや超音波カッターなどを用いて慎重に行います。
    たくさんの工程のなかで一番集中力と時間が必要な、「いきもの」制作の核となる作業です。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 11 】 試作品
    2026/08/23 09:23:21
    【 活動記録 11 】 試作品

    アトリエのテーブルの上にぽつんと置かれていました。
    これは・・一休禅師と縁深い、あのモチーフですよね。

    流木と骨も、新野が自然の中で共通性を感じているもののひとつです。
    まだ試作中とのこと。この後どうなるのでしょうか。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 10 】 しっくりくる、かたち探し
    2026/08/23 09:09:48
    【 活動記録 10 】 しっくりくる、かたち探し

    ようやく「いきもの」のかたちがみえてきました。

    キショウブの実に詰まった、種子のかたまりが胴体になるようです。
    くしゃみをすると飛んでいきそうなかけらたちを、何度も入れ替えながら、しっくりとくる姿を探ります。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 9 】 制作構想手帳
    2026/08/20 16:37:21
    【 活動記録 9 】 制作構想手帳

    「キショウブ(実)」が描き加えられました。

    さや状の実を開くと、整然と並んだ種子がぎっしりと詰まっています。
    種子の内部には空気の隙間があり、水に浮いて運ばれていくようです。

    またひとつ、身近な植物について知ることができました。

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    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 8 】 樹脂パーツの取り出し
    2026/08/19 07:07:05
    【 活動記録 8 】 樹脂パーツの取り出し

    サポートの板を外し、ゆっくりと型を開きながら白い樹脂パーツを取り出します。

    スイレンの外側のがく片や、キショウブのタネなどはうまくできていました。
    薄い花びらは端まで樹脂が流れ込みませんでしたが、型の調整や流し込み方法の変更で、きれいに成形できそうです。

    「いきもの」のかたちが見えてくるまでもう少しです。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 7 】 樹脂の流し込み
    2026/08/18 13:31:46
    【 活動記録 7 】 樹脂の流し込み

    樹脂の流し込みは手際よく行います。

    混ぜ合わせると数十秒で硬化が始まる樹脂を型に流し込み、真空脱泡機にかけるまでの作業を1分程度で進めていきます。

    真空脱泡機から取り出す頃には、水が凍る様子を早送りするように、透明だった樹脂がみるみる白色へ変化します。

    次回は、型から硬化した樹脂パーツを取り出します。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 6 】 制作構想手帳
    2026/08/14 13:01:37
    【 活動記録 6 】 制作構想手帳

    気づいたら、観察の記録もはじまっていました。

    「いきもの」が生まれるまでの観察や構想を記したもので、作家の視点や作品が形になるまでの過程を垣間見ていただけるものです。

    今回は、一休寺の御朱印帳を用いて制作しています。

    御朱印帳の紙は水性インクでは滲んでしまうため、ゲルインクのペンを使用しています。
    それでも、紙の吸水性のよさから、線がかすむこともしばしば。

    和紙と墨の相性のよさを、あらためて実感しています。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 5 】 型の仕上げ
    2026/08/13 17:42:30
    【 活動記録 5 】 型の仕上げ

    固まったシリコンを切り開き、型として使える状態にします。

    分割線が継ぎ目として目立たないよう、植物のかたちを意識しながら切り開きます。
    シンプルなかたちのものは2分割、立体的で複雑なものは3分割して、型から外しやすくします。

    開いたばかりの型は樹脂が張り付きやすいため、1日以上置けば、型の完成です。

    次回は、いよいよ型に樹脂を流し込みます。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 4 】シリコンでの型取り
    2026/08/11 09:21:02
    【 活動記録 4 】シリコンでの型取り

    型取りには、シリコーンゴム(以下、シリコン)を使用します。
    シリコンが写し取る細かな表面構造が、樹脂にした際の光沢やマットな質感、人の手ではつくり出せないリアルな表情につながります。

    型取る植物を湯口となるパーツに取り付けて、ブロックで組んだ枠にセットし、脱泡(だっぽう)したシリコンを流し込みます。
    植物をシリコンの重さで潰さないようゆっくりと慎重に行う、息が止まるような作業です。

    同じ部位でも個体差があるため、2〜4個の型をつくります。
    今回は、スイレンから4種類、計16個の型を取りました。

    ここからシリコンが硬化するまで、1日以上待ちます。
    他の植物も同じ手順で、かたちを探し、型取りを行っていきます。

    次回は、固まったシリコンを開き、樹脂を流し込める型に仕上げます。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 3 】かたち探し
    2026/08/09 21:00:15
    【 活動記録 3 】かたち探し

    植物の型取りは、鮮度が命です。
    今回は、採取した翌日に、萎れやすいスイレンから作業を始めました。

    植物の型取りを始めるにあたり、まずはどこを型取るかを探ります。
    実際に触れながら厚さや感触を確かめたり、昆虫の形を想像したりしながら、型取るものを選びます。

    同じ部分でも、成長の過程によって形状が異なるため、蕾や種を開いて、内部の造形を見ることもあります。
    スイレンのおしべも、開花するとS字のような曲線を帯びますが、蕾の状態だとまっすぐでした。

    この時点では、どのパーツが作品のどこに使えるかはまだわかりません。
    そのため、ひとまず気になるものは、すべて型取るようにしています。

    次回は、シリコンを使った型取り作業に取り掛かります。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 2 】 一休寺で見つけた植物たち
    2026/08/07 07:47:17
    【 活動記録 2 】 一休寺で見つけた植物たち

    細かい種類までは特定できていませんが、採取できた植物をおおまかに調べてみました。
    現時点ではっきりとわからないものも、これからの成長や季節ごとの変化でいずれ種類を見分けられるはずです。

    そして、気になる存在は、「クリスマスローズ」らしき植物です。
    調べ方が十分でないため断言はできませんが、クリスマスローズによく似ています。

    見つけた場所はお寺の敷地の端。もしかすると、昆虫や動物が種を運んできたのかもしれません。

    お寺や神社のように、木々や池などの自然が多く残されている環境は、小さな生き物たちにとって安心して暮らせる場所でもあります。
    こうした出会いも、人の暮らしがそばにあるお寺だからこそかもしれません。

    次回は、採取した植物の型取りを行います。

    ※ 植物の採取は、一休寺の許可をいただき、植物の生育や境内の環境に配慮しながら行っています。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

    【 活動記録 1 】 一休寺の「いきもの」づくり、はじまりました
    2026/08/05 17:16:05
    【 活動記録 1 】 一休寺の「いきもの」づくり、はじまりました

    みなさま、こんにちは。
    新野のアシスタントの「ひっつき虫」と申します。
    制作中の新野に代わり、活動のご報告やお知らせをさせていただきます。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    ーーーーーーー

    先日、一休寺へ植物の採取に伺いました。

    総門をくぐると、枝を大きく広げたイロハモミジが迎えてくれます。
    青々と茂るトンネルの下、木漏れ日の落ちるゆるやかな石畳の坂を歩いて、一休寺の奥へと進みます。

    夏は、実や種が膨らみ始める季節です。
    境内には、小さな緑色の実や種をつけた木々がいくつもありました。

    採取の基準は、大きく3つあります。

    ● おもしろいと思ったもの
    ● 昆虫を連想させるもの
    ● シリコーンゴムで型取りができるもの(薄く柔らかいものは不向きです)

    まずは直感で惹かれる植物を採取し、その中にある「かたち」を見つけ出します。

    植物採取の初日は、陸と水辺から11種類ほど採取することができました。
    次回は、採取した植物をご紹介いたします。

    ※ 植物の採取は、一休寺の許可をいただき、植物の生育や境内の環境に配慮しながら行っています。

    ーーーーーーー

    レポート:ひっつき虫

  • コメント
    • 竹内香織
      暑すぎる2026年京都の夏! 京田辺一休寺の深まりゆく秋をイメージして走り出したプロジェクトを応援📣しています! 神野さんの作品世界が さらなる広がりと実りにつながります様に。

出品者のプロフィール

新野洋

新野洋

美術作家。京田辺市で生まれ、同市の自然豊かな環境で育ち、昆虫をはじめとする生物に強い関心を抱く。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)卒業後、オーストリア・ウィーン美術アカデミーで学び、在学中に平面から立体表現へと移行。帰国後は南山城村を拠点に制作活動を行う。
リターン
お気持ち支援|3,000円
¥3,000 (税込)
詳細を見る
ご提供予定時期:2026年11月下旬
お気持ち支援|5,000円
¥5,000 (税込)
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ご提供予定時期:2026年11月下旬
お気持ち支援 |10,000円
¥10,000 (税込)
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ご提供予定時期:2026年11月下旬
お気持ち支援|30,000円
¥30,000 (税込)
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ご提供予定時期:2026年11月下旬
一休寺 拝観券
¥3,000 (税込・送料込)
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ご提供予定時期:2026年10月中旬
【CF限定】南山城村産のかぶせの深蒸し茶
¥5,000 (税込・送料込)
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ご提供予定時期:2026年10月中旬
【CF限定】一休寺オリジナル「いきもの」制作構想手帳の絵柄を用いた手ぬぐい
¥10,000 (税込・送料込)
残り 24
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ご提供予定時期:2026年10月下旬
【限定5セット】一休さんセット
¥19,300 (税込・送料込)
残り 5
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ご提供予定時期:2026年10月中旬
【限定1点】一休寺オリジナル「いきもの」制作構想手帳
¥100,000 (税込・送料込)
残り 1
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ご提供予定時期:チケット:2026年10月中旬、作品:2026年12月上旬
【限定1点】一休寺オリジナル「いきもの」
¥300,000 (税込・送料込)
残り 1
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ご提供予定時期:チケット:2026年10月中旬、作品:2026年12月上旬
【限定3組(1組2名まで)】作家による作品解説と喫茶
¥30,000 (税込・送料込)
残り 0
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ご提供予定時期:2026年11月1日〜23日よりご相談
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

  • 展覧会の会期終了後、新野洋より感謝の気持ちを込めて、オリジナルポストカードにメッセージを添えて送らせていただきます。
    • 価格(税込)
      ¥3,000
    ご提供予定時期:2026年11月下旬
  • 展覧会の会期終了後、新野洋より感謝の気持ちを込めて、オリジナルポストカードにメッセージを添えて送らせていただきます。
    • 価格(税込)
      ¥5,000
    ご提供予定時期:2026年11月下旬
  • 展覧会の会期終了後、新野洋より感謝の気持ちを込めて、オリジナルポストカードにメッセージを添えて送らせていただきます。
    • 価格(税込)
      ¥10,000
    ご提供予定時期:2026年11月下旬
  • 展覧会の会期終了後、新野洋より感謝の気持ちを込めて、オリジナルポストカードにメッセージを添えて送らせていただきます。
    • 価格(税込)
      ¥30,000
    ご提供予定時期:2026年11月下旬
  • 展覧会の会期中にご使用いただける、一休寺の拝観券を1名分お送りします。一休寺の空間に身を委ね、秋の移ろいを感じながら、方丈にひそむ「いきもの」たちとの出会いをお楽しみください。【内容】●拝観券(展覧会会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥3,000
    ご提供予定時期:2026年10月中旬
  • 作家のアトリエがある南山城村・田山で丹精込めて作られる、「辻本製茶工場」さんの「かぶせの深蒸し茶」。鮮やかな緑色の水色(すいしょく)と旨味・甘味のあるまろやかな味わい、渋みの少ないやさしい口当たりが特徴のお茶を、オリジナルパッケージでお届けします。【内容】●かぶせの深蒸し茶(やぶきた):7g×2袋 ●拝観券(展覧会会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥5,000
    ご提供予定時期:2026年10月中旬
  • 一休寺オリジナル「いきもの」制作のための構想手帳に描かれる絵柄を用いた、オリジナル手ぬぐいです。植物を観察し、かたちを考える過程で描く線画をあしらった、シンプルで使いやすい手ぬぐいです。 【内容】●手ぬぐい(約35×90cm):1枚 ●拝観券(展示会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥10,000
    • 残り
      24
    ご提供予定時期:2026年10月下旬
  • 一休禅師が製法を伝えたといわれる一休寺納豆。逸話にちなんだ髑髏(どくろ)の絵馬。そして、美しい装丁の御朱印帳。一休寺の文化と美意識を感じられる品々のセットです。方丈を訪れた際にどこからともなくふわりと漂う、一休寺納豆の芳醇で香ばしい香りとともにお届けします。【内容】●一休寺納豆(50g):1袋 ●髑髏の絵馬:1体 ●御朱印帳:1冊 ●拝観券(展覧会会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥19,300
    • 残り
      5
    ご提供予定時期:2026年10月中旬
  • 一休寺オリジナル「いきもの」が生まれるまでの観察や構想を記した、特別な一冊です。普段愛用しているクロッキー帳ではなく、一休寺の御朱印帳を用いて制作します。作家の視点や作品が形になるまでの過程を垣間見ることができ、作品への理解をより深めていただける、作家初の一品です。【内容】●制作構想手帳:1冊 ●拝観券(展覧会会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥100,000
    • 残り
      1
    ご提供予定時期:チケット:2026年10月中旬、作品:2026年12月上旬
  • 一休寺の境内に息づく植物をもとに制作する、昆虫のような作品です。この場所でしか生まれない、唯一無二の「いきもの」。ぜひお手元でかわいがっていただき、日々の暮らしの中で、一休寺の植物や静かな風景に思いを寄せていただけましたら幸いです。【内容】●一休寺作品:1点 ●拝観券(展覧会会期中使用可):1名分
    • 価格(税込/送料込)
      ¥300,000
    • 残り
      1
    ご提供予定時期:チケット:2026年10月中旬、作品:2026年12月上旬
  • 作家があなただけをご案内する、特別な作品鑑賞です。作品に込めた想いや制作秘話、気になることなど、お気軽にお尋ねください。鑑賞後は、一休寺の個室にて喫茶を楽しみながら、ゆったりとした時間をお過ごください。【内容】●作家による作品解説:2名 ●喫茶:2名分 ●拝観券(展覧会会期中使用可):2名分 ※ お一人でもご参加いただけます。
    支援終了
    • 価格(税込/送料込)
      ¥30,000
    • 残り
      0
    ご提供予定時期:2026年11月1日〜23日よりご相談

特定商取引法に基づく表示

    【販売業者】
    株式会社京都新聞社

    【所在地】 
    604-8567 京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町634 ONEST京都烏丸スクエア

    【連絡先】
    電話:075-241-5831(平日10時~17時) にお問い合わせください。
    メール:thekyoto@mb.kyoto-np.co.jp

    【販売責任者】 
    大西祐資

    【販売価格】
    各プロジェクトページの「リワード代金」をご覧ください。価格は税込です。

    【商品代金以外に必要な料金】
    なし、送料無料(商品代金に含む)

    【お支払い方法】 
    クレジットカードおよびコンビニ決済によりお支払いいただけます。
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    【お支払い時期】
    本プロジェクトは実行確約型です。
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    商品の引渡し時期またはサービスの提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

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