木地師の里の若手作家が作る拭漆九寸盆

木地師の里の若手作家が作る拭漆九寸盆
木地師の里の若手作家に特別に制作いただいた拭漆の九寸盆をお届けします。 ご支援いただいた方のお名前を芳名録に記帳し、本堂に奉納させていただきます。 住職より感謝の気持ちを込めて、お礼状と百済寺の入山券をお送りさせていただきます。
ご提供予定時期:2023年12月中旬
残り販売数
3
¥100,000 100000 JPY (税込/送料込)
支援終了

このリターンについて

  • 内容

  • ・栃の黒拭漆 九寸盆(直径27センチ、高さ4.5センチ)
    ・芳名録に記帳し奉納
    ・お礼状
    ・入山券
  • 栃の黒拭漆 九寸盆

  • トチやケヤキなどの広葉樹を使い、轆轤(ろくろ)とよばれる特殊な工具で盆や椀など作る職人を「木地師」と呼びます。百済寺のある鈴鹿山脈の小椋谷にある集落、蛭谷と君ヶ畑は古来、日本全国の木地師の「ふるさと」とされてきました。平安時代、小椋谷に隠棲していた惟喬親王が住民に木工技術を伝えたとする伝承があり、両集落の神社には、木地師の祖として惟喬親王がお祀りされています。
  • 木地師北野宏和さんは、その蛭谷町で生まれ育ち、高校卒業後、石川県の挽物轆轤技術研修所などで腕を磨かれた、次代を担う若手作家です。木地そのものの良さを生かしつつ、自然の木目を一層引き立たせる拭漆の技法も重ね、新たなものづくりへの挑戦を重ねられています。

  • 百済寺に伝わる古文書には、百済寺と木地師に関する記述が見られます。今回、北野さんに特別に制作いただいた九寸盆をお送りさせていただきます。

    栃の黒拭漆 九寸盆 直径27cm 高さ4.5cm
  • 芳名録

  • ご支援いただいた方のお名前は芳名録に記帳し、本堂に奉納させていただきます。
  • お礼状と入山券

  • ご支援いただきました方には、住職より感謝の気持ちを込めて、お礼状と当山の入山券をお送りいたします。入山券は、いつお越しくださってもご利用いただけます。
  • 紅葉の見頃は例年ですと、11月中旬から月末までです。百済寺庭園周辺でライトアップも行います。
    その他にも、桜(4月上旬)やサツキ(5月下旬から6月中旬)、菩提樹(6月末)など美しい景色をご覧いただけます。

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